まだ続いていた私の初恋。5 【名前変換オリジナル】

☆181　素直なお礼。　 ページ25

私の誕生日の朝。

なんかドキマギ？しながら登校!


靴箱を見ると…もう圭くんも翔くんも来ていた。

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4組の教室へ入る。


早速翔くんと目が合う。

翔「おはようございまぁっす!!」


A「お、おはよぅ？」

ちょっとだけビックリする。

だって、敬礼なんてしながらあいさつされから…ｗ


翔「成瀬さん…。」

A「ふぇっ?!」


またビックリする。

だって、今度はいきなり耳元で囁かれたんだから…。


翔「手…？」


翔くんは私を真っ直ぐと見つめる。


A「手…？」

私は自分の両手を見てみる。

うっ…私の手って改めて見ると小さいな。


なんて思って1人で顔をしかめてたら…


翔「ほいっ。」

A「え？」


私の小さな手のひらに可愛い小さな箱が乗せられた。


翔「誕プレ♪誕プレ♪」

た、たんぷれ??


翔「あ、誕生日プレゼントね!!」


A「あ…あぁ！」


誕生日プレゼント…誕プレね。

.


.

改めて…その小さな“誕生日プレゼント”を見つめる。


翔「誕生日おめでとぅーっ!!」

A「あ…ありがとぅ。」


…翔くんには素直にお礼が言えるなぁ。


翔くんは、自分のことのようにまぶしい笑顔で喜んでくれた。

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.

真っ直ぐで良い人だね…本当に。

.


.

翔くんの優しさは温かいなぁ。


翔「おいっ…おい圭!!」

圭くんの名前が出てきて鼓動が大きく鳴った。

自分の席に座って机に伏せていた圭くんを呼ぶ翔くん。


圭「…んだよ。」


眠そー…。

.


.


翔「ほらっ、あんたさんもっ。」

圭「…。」

翔「何か言えよっ。」

圭「…なんでお前までさー？」

翔「しょうがねぇーだろ？分かってるだろ??」

圭「なんか…めちゃくちゃ複雑なんだけど。」

翔「俺はお前のこと好きだぜっ☆」

圭「キモッ。」

翔「……とにかく、親友は親友だから。」

圭「…まぁな。」

.


.

なんだか男2人で小声で話し始めた。

…女の私は会話に入っちゃダメかな？

.


.

圭「…成瀬っ、ほい。」


A「ぇえ！」


いきなり圭くんから何かが投げられた。

翔「ナイスキャッチ!!」

圭「誕プレ。」

.


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A「あ…うん。」

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.


なんで翔くんには素直にお礼が言えるんだよぉぉお!!!

なんて誕生日の朝に思ったり。

☆182　からかう。　→←☆180　良い人だなぁ。

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