☆160 正直な幼馴染み。 ページ3
携帯をしまう。
「A…永井と一緒にいるって?」
林檎アメを食べながら俺と一緒で彼女のことを心配していた姫華。
「うん。圭と一緒にいるから大丈夫だと……」
「翔?」
なんだろ…
なんかスッキリしない…というかなんかモヤモヤ?ていうか…んーなんだろ?
よく分かんないけど…
.
.
「成瀬さん大丈夫かな…。」
「え?」
姫華は動きを止めて俺を直視する。
「あ、うん…たぶん大丈夫だと思う!!」
「たぶんって何?!」
「いや…なんとなく…うん、大丈夫だと思うぜ!」
「…。」
姫華はふくれっ面で俺をジトーと睨むw
「翔はAが心配なんじゃないの〜?」
そりゃぁ…
「心配に決まってるだろッ!!!」
「Aのこと本気で好きなんでしょ?」
.
.
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サラッと恥ずかしいことを言われる。
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「そ、そういうことを簡単に言うなよな!!」
「別にいいじゃん。恋することは良いことだと思うよ?」
姫華は落ち着いてる。
「あたしは翔のこと好きだし。」
「ッ…///」
「照れてるんだ?顔赤いよ?」
「ば、バカ!お前正直すぎるだろっ!!!」
「嘘付きよりは全然いいでしょ。」
「ま、まあな…。」
.
.
完全に姫華に負けてる俺…。
なんかかっこ悪いかも…。
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「あーぁ!」
林檎アメの最後の一口をパクリと食べて…姫華は俺の正面に仁王立ちした。
「翔!!!」
腕を組んで俺を…見上げる。
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「な、なんだよ…。」
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姫華は姫華らしい裏の無い笑顔で…
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「好きな人が幸せなら自分は辛い思いしてもいいと思うっ?」
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好きな人が…
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幸せなら…
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自分は辛い思いしてもいい…だと?
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「あたしは全然構わないって最近思えるようになってきたなぁっ!!」
空に向かって弾んだ声でそうやって言った。
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革ベルト
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柚季(プロフ) - 茄癒さん» ありがとうございます(´・ω・`) あの…でもちょっと、どこが間違っていると思われたのでしょうか?(x_x;) 間違いを指摘してくださることは私もとっても助かるので全然大丈夫です!♪ (2012年9月8日 22時) (携帯から) (レス) id: ddd56e0828 (このIDを非表示/違反報告)
アリエス(プロフ) - 柚季さん» マジで!?私もGUMIが大好きなんだ♪気が合うね〜(^O^) (2012年5月4日 13時) (携帯から) (レス) id: 0907c8bb3a (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - バナナオレさん» 季節変わりましたぁ!冬で…全然現実と季節違くて分かりにくいかもしれないけどよろしくです!!小説の中では冬!!(笑) (2012年5月4日 12時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - アリエスさん» フェアリーテール好きーっ!!アニメ見てるっ!!☆大丈夫だよぉ!面白い!!あ、ボカロも好きだよ〜GUMIが好き☆ (2012年5月4日 12時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - 權堊さん» おお!!!いっぱいやったことあるんだね〜!!☆すごいなぁ( ´∀`)格好いいって!!私は權堊のこと格好いいって思うよ。 (2012年5月4日 12時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚季 | 作成日時:2012年4月1日 21時