まだ続いていた私の初恋。5 【名前変換オリジナル】

☆173　強い子。　 ページ17

夏祭りのあのメールは…ちゃんと保存した。

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そして、夏休みが終わった。


夏休み全然遊んでない私は…全然焼けていない。

登校日には、周りで歩く先輩も同級生も焼けている人ばっか。


私だけ浮いてる気がして仕方がない。

…気にしすぎだろうか？

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夏休み終了後の初登校日。


姫華「やっほー！A〜。」


A「姫華ちゃん!!おはよぅ！」

姫華「おはやうーｗ」


いつもどうり元気な姫華ちゃん。

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A「姫華ちゃん!!」


姫華「なんだーい？」


ニコニコ顔の彼女を…私なりの真剣な顔で見つめる。

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…見つめてみたけど何も読み取れない。


彼女の笑顔は本物。


隠し事なんてないよって感じの…。

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A「…姫華ちゃん？」


姫華「んー？」

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A「夏祭りの日…。」

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A「なんで先にかえっ「ああ!!!はいはいはいはい!!!」←姫華ちゃん。


え。ええ？


いきおいよくしゃべり、手まで挙げた姫華ちゃん。

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姫華「あたしね〜…。」

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ヘヘンッと笑った姫華ちゃんは…


腕を組んで…


両手でハートをつくり…


それを胸に当てて…


それからガッツポーズした…

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A「…え？」


姫華ちゃんの…たぶんジェスチャーといわれる動きに首を傾げまくる私。


ごめん、分かんないや。

姫華「もぉーっ!なんで分かんないの〜？」


A「ごめん…。」

姫華「謝んなくてもいいよ〜。」


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姫華「それでね…。」

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うん。と私は深く頷く。

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姫華「大切だと想える人の幸せを願うことにしたんだぁーっ!!」

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姫華ちゃんは…

私と違って強い子だなぁ…。

☆174　ポフッ…。　→←☆作者から。

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