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☆83 またあなたが。 ページ7

それから、なんとかうきわを持ってなら海に入れた私。


足がつかないところはすっごく怖いけど。
でも…


「成瀬さん大丈夫?」

「A、あんた泳げないんだね!初めて知ったよ〜。」

翔くんと姫華ちゃんが側にいてくれるおかげでなんとか大丈夫。


.


.


.


だったのに!


「翔〜っ!向こうでかき氷の早食い大会やってるから行かないか〜?」


そう、声をかけてきたのは木ノ瀬。


「うぉ!まじで?行きたい!!」


目を輝かせた翔くん。行きたいんだ…お腹壊しちゃうよ?


「え?翔行っちゃうの?」


翔くんとは反対にションボリした表情を見せた姫華ちゃん。


「おう!行ってくるわ!姫華も来いよ!」

「いいの!?」


「当たり前だろ〜w」


姫華ちゃんは本当に嬉しそう。


「A。ごめん…行ってきていいかな…?」


そんなの…

「そんなの当たり前じゃん!翔くんと一緒にいれるからね。行ってきて!」


私は、姫華ちゃんの恋を応援するって決めたんだから。


「ありがとぉ!すぐ戻るね!」


彼と彼女はとても幸せそうな笑顔でビーチに戻っていった。


.


.


.


.


ポツーン。


.


.


.


1人になってしまった私。


ど、どどどどうしよお…。

こ、ここここわいよお…。


.


.


.


「成瀬…なんで1人なんだぁ?」


「あっ……圭く、くん!」


またあなたが来てくれた。


でも…


「圭くん!私に構わなくても…ほら。千晴呼んでるし、あの子と一緒にいたほうが楽しいでしょ?」


.


.


.


なんて言って圭くんに向けてバシャバシャと小さな水しぶきで水をかける私。


こんなんじゃ、追い返してるみたいじゃん!


.


.


.


でもあなたは…

.


.


.


.


.


.


.


.


.


「お前だって、1人じゃつまんないだろ?」


.


.


.


て、あの時と同じ言葉を…。


ただ違うのは…


.


.


まぶしい笑顔じゃないってこと…。


なんで?


.


なんで私にはあの頃見せていたまぶしい笑顔を見せてくれないの?

☆84 ぶよぶよ! →←☆82 あなたは、彼は。


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設定タグ:オリジナル , 初恋   
作品ジャンル:恋愛
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Nanampool(プロフ) - めっちゃいいです♪ (2012年10月17日 17時) (レス) id: a85a38be95 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - みーさん>応援ありがとうございます!これからもよろしくです^^ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - フウカさん>嬉しい言葉ありがとうございます!!応援してくれたら私は頑張れますよっ♪ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - 忍さん>お久しぶりです!両方とも、皆様の期待に応えれるように更新頑張りますよ!☆ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - もふさん>ありがとう!^^応援なんて、嬉しいです!☆ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚季 | 作成日時:2012年2月9日 18時

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