まだ続いていた私の初恋。3 【名前変換オリジナル】

☆82　あなたは、彼は。 ページ6

「姫華ちゃんに選んでもらった水着なんだけど…。」

「姫華に？あいつ、センス良いな！」


翔くんはなんだか嬉しそう。

圭くんは私を見ている…と思ってたけど目が泳いでいた。


そして…噂をすれば。


「Aーっ！一緒に遊ぼうぜーっ！」


水着姿(ビキニ)の姫華ちゃん!!!…と。


「圭！うちとも遊ぼーっ？」


噂をしていないのに…同じく水着姿(ビキニ)の千晴まで!!


なんでこうも、この5人が集まることが多いの！？

こっちに走ってきた2人は…姫華ちゃんは翔くんに跳び蹴り…ｗ

千晴はなんの迷いもなしに圭くんに抱きついた。


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ほら。

まただよ…


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モヤモヤした…変な気持ち。


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「じゃあ、この5人で遊ぼうぜ！」


翔くんは早速海へダッシュッ！

それに続いて姫華ちゃんもダッシュッ！
あの2人は性格も似てるのかなぁ〜？


「じゃあ、うちらも行こ！」


「はっ？ちょっ…。」


千晴は圭くんの手を引っ張って海へ…。


圭くん、千晴に引っ張られて迷惑そうだったよ!!千晴！


…そんなことは言えず。

それにきっと私の思い込み。


圭くんは千晴と一緒にいるときだけ…優しいし、笑顔も多いし…

何より、まぶしい笑顔をよく見せている。


私との接し方と全然違う。


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もしかして…


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圭くんって…千晴のこと好きなのかな…。


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翔くんはあの子はあなたの彼女じゃないって言ってたけど…


もしかしたら…翔くんも知らないだけで…


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「もぉ…なんなの？この気持ち…。」


私はそのモヤモヤした気持ちを払い落とすように首を横に激しく振った。


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「成瀬さーん！早く行こう？」


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彼は私に対しても、いつでも優しくしてくれる…。


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ありがとう…。

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