☆100 肝試し。 ページ24
4グループは出発していった。
行く前に姫華ちゃんに、「怖がるフリして翔くんに抱きついちゃえ！」なんて言ってしまった…。
その時の姫華ちゃんの赤く染まった顔はすっごく可愛かったけどｗ
そして、私と圭くんはというと。
なんか4組の実行委員はまだ出発していないグループの人たちに怖い話をするらしい！
先生が準備した怖い話を、今圭くんが読んでいる。
「そこで…名前を呼ぶ声が聞こえたんです…背筋がゾッとしました…。」
なかなか上手いなっ！
内容を知ってる私でさえ…なんか怖くなってきたｗ
.
「そこで…ゆっくりと後ろをふり向いたら…。」
「キャァーッ!!!」
「ぇっ！…」
女子の叫び声にビックリしたぁｗ
圭くん読むの本当に上手いなぁ…。
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.
.
.
そんなこんなで、次々と各グループが出発していき…。
「あーぁ、終わった終わった〜ぁっ！」
「お疲れ様…圭くん。」
どのグループも出発していき、怖い話を読むという4組の実行委員の仕事は終わった。
ほとんど圭くんに任せてたけど…。
今、スタート地点にいるのは各クラスの実行委員と数人の先生だけ。
仕事を終えて一息ついたとこ。
「じゃあ…成瀬。」
「は、はい！」
「行くか…て、そんな怖がるな。」
「え…別に怖がってなんか…。」
「怖がってるくせに、嘘付くな。」
「あ…ごめん…。」
「謝るな。」
「…。」
.
.
私と圭くんの会話の仕方は気にしないで…。
この会話から、次何をするのかが分かるだろうか？
.
.
.
.
「じゃ、実行委員の人たちお疲れ様！今から楽しんでこいよっ。」
どっかのクラスの先生が言ったあと…
「成瀬、はぐれんなよ？」
「わ、分かってる！」
私と圭くんは4コースを進んでいった。
各クラスの実行委員は自分のクラスの数字のコースを…回れることができるのだ。
4組は4コース。
.
だから、私は圭くんと2人きりで…肝試しをやらなくてはならないってこと！
ドキドキしてる…。
肝試しをやるからって理由もある。
隣を歩くのが―――――あなただからって理由もある。
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Nanampool(プロフ) - めっちゃいいです♪ (2012年10月17日 17時) (
レス) id: a85a38be95 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - みーさん＞応援ありがとうございます！これからもよろしくです＾＾ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - フウカさん＞嬉しい言葉ありがとうございます!!応援してくれたら私は頑張れますよっ♪ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - 忍さん＞お久しぶりです！両方とも、皆様の期待に応えれるように更新頑張りますよ！☆ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - もふさん＞ありがとう！＾＾応援なんて、嬉しいです！☆ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚季 | 作成日時：2012年2月9日 18時
