☆78 なんで知ってる? ページ2
「「超さいこおおぉぉう!!!!!」」
「何これ?綺麗すぎでしょ、こんな海初めてみた!やばっ。」
「うわぁ!超青いじゃん!写真撮りたいなぁ。」
翔くんと木ノ瀬が叫び、北野さんと白石さんはキャッキャッはしゃいでいる。
.
あれから昼食を食べ終わった私たちは、各部屋で海に行く準備をし(水着着たりとか)、バスに乗って海へ移動した。
ただ今13時46分。
やばい!みんなの言うとおり沖縄の海すっごく綺麗!
本当にここは日本なのか?と錯覚をおこすほど…エメラルドグリーンに輝いている海。
そんな海に負けずに輝き続ける彼のまぶしい笑顔…は、早速こう言った。
「んっじゃ!今から自由時間だから自由に過ごしていいぞ!4組解散!17時には集まれよっ?」
その合図とともに海に向かって走っていく男子。
「まだ服着てるじゃん!」と笑った女子だが、走りながら器用に服を脱いでいった男子に拍手w
圭くんと翔くんはまだ浜辺にいた。
「よーし…じゃあ俺らも行こうぜ。」
「おう。翔?後でどっちが泳ぎ早いか競争しようぜ。」
「臨むところだ、この野郎っ!なめんなよぉおっ!?」
.
.
男子は元気だなぁ…。
なんてのんきなことを考えたら。
「成瀬さんも行こうよっ?」
「へっ!」
突然目の前に差し出された手。翔くんの手。
私は苦笑いをしながら…
「私は…別にいいよ。ここで見てる。」
そうつぶやいた。
「え?行こうよ?」
「いいや。」
「行こうって!せっかくの海なんだし!」
「大丈夫だよ。」
「なんでーっ?入らないと損だよ?」
「うん…そうだけど…。」
断っても断っても誘い続ける翔くんに少し困る。
海見るのは嬉しいけど、入るのは……ね。
実はね…私…
.
.
.
.
「成瀬ってまだ泳げないの?」
.
.
.
.
.
.
アハハ〜圭くん…
「そうだ…よ。」
.
なんで知ってるんだよっ!
そうですそうです。私、実はあれです。
泳げないカナヅチちゃんなんです。
ラッキーアイテム
革ベルト
148人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nanampool(プロフ) - めっちゃいいです♪ (2012年10月17日 17時) (レス) id: a85a38be95 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - みーさん>応援ありがとうございます!これからもよろしくです^^ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - フウカさん>嬉しい言葉ありがとうございます!!応援してくれたら私は頑張れますよっ♪ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - 忍さん>お久しぶりです!両方とも、皆様の期待に応えれるように更新頑張りますよ!☆ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - もふさん>ありがとう!^^応援なんて、嬉しいです!☆ (2012年3月5日 21時) (レス) id: 938c248c9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柚季 | 作成日時:2012年2月9日 18時