大好きだから……3 (ページ39)

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千賀side

Aがこんなに苦しそうにしてるのは初めて見た。

多分熱中症だろう。

俺は救急車に乗り、Aの手を握る。

ほかのメンバーはマネージャーと一緒にロケバスで来るらしい。

病院についてすぐに治療が始まり、俺は廊下の椅子で待つように言われた。

北｢千賀！｣

千｢あ、みつ…｣

宮｢Aっちは！？｣

千｢治療中だよ。ここで待っててって｣

横｢そっか、じゃあ待ってよう。｣

宮｢Aっち死なないよね、大丈夫だよね！？｣

玉｢大丈夫だよ。あいつが今までのりこえられなかった壁はないだろ？｣

二｢確かに｣

千｢多分熱中症だと思うけど、大丈夫だと思うよ。｣

藤｢海外来る時は夜に日本出ちゃダメだね、｣

北｢次からは朝にしよう。｣

みんなが色々Aのために考えてくれるのが嬉しくて、Aが心配で涙が出てきた。

二｢ちょ、千賀！大丈夫だよ！｣

千｢ごめん…｣

北｢お前が悲しい顔してたらAが戻ってきた時不安になるよ。笑ってないと！｣

宮｢Aっちのことやっぱり一番大好きなんだね！千ちゃん！｣

千｢当たり前だろ…｣

みんなが笑ってくれたおかげで、俺もすぐ笑うことが出来た。