大好きだから……3 (ページ26)

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Aside

家に着いて直ぐにベッドに運ばれて寝かされた。

なんか健永くんも顔色悪い気がするな…

あ「健永くん、顔色悪くない？健永くんも体調悪いんじゃないの？」

千「え？笑何言ってんの？笑俺めっちゃ元気だよ？」

あ「ならいいけど…気をつけてね」

千「うん。ほら、寝るよ！」

あ「うん！おやすみ！」

千「おやすみ！」

翌日、音楽番組の待ち時間に気持ち悪くなってきた。

あ「がやさん…気持ち悪いかも…」

いちばん近くにいたがやさんに声をかけた。

藤「え、大丈夫？もう少しで俺らだけど…あ、北山！Aが気持ち悪いらしいからちょっと出番遅らせてもらえるか聞いてくれない？」

北「え、うん。大丈夫なの？」

あ「ごめんね、ちょっと休めば大丈夫。遅らせるのちょっとだけで大丈夫だからね。」

北「わかった。」

みっくんは走ってスタッフさんに言いに行ってくれて、3つ遅らせてもらうことになった。

千「ほんとに大丈夫？ほんとに無理だと思ったらカメラからはけるんだからね？」

あ「うん。わかった。」

そして本番が始まった。

本番が始まっちゃえば、やっぱりスイッチが入って最後までちゃんと歌って踊ることが出来た。

でも拍手が鳴り止み、照明が消えると体調が一気に悪化して、その場にしゃがみこんだ。

千「A、大丈夫？もう終わったからね。よく頑張ったね。救護室行こうね。」

そんな声を聞いて意識を手放した。