大好きだから……3 (ページ17)

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北山side

Aに渡された手紙を見ると、酷いものばっかりだった。

あ「私の手紙こんなのばっかり。やめた方がファンの皆さんは私がいない方が幸せなんじゃないかな…」

あれ…ちょっとまてよ…

北「待って、これ多分全部おなじ人じゃない？」

あ「え…」

北「字同じじゃない？ほら、この字とか。」

あ「ほんとだ…この字なんか見たことあるかも」

北「俺もある。誰かももう分かった」

あ「え、誰？」

北「あの芸人」

あ「あ！そうだ！！！」

北「事務所行ってくる」

あ「私も行く！」

北「いや、大丈夫。芸人にも会ってくるから。Aが行くの危険だから待ってて？」

そう言って頭を撫でて部屋を出ていった。

やっぱりあの芸人さんやばい人だったんだな…

コンコン

玉「はいりまーす」

あ「玉、どしたの？」

玉「ん？特に何も無いけど暇だから来ちゃった笑」

あ「そうなんだ笑」

玉「まあ嘘だけど笑」

あ「え？笑」

玉「ちょっと心配だったからさ。」

あ「ありがとうね。みっくんが行ってくれてるから大丈夫だよ。」

玉「そっか。良かったな。……体調悪いでしょ」

あ「…内緒だよ。でもちょっと頭痛いだけだから。」

玉「そっか。分かった。」

あ「ごめんね、心配かけて」

玉「大丈夫だから。男7人もいるんだからAのことくらいちゃんと守れるから、心配かけて？笑」

あ「心配かけてはちょっと違うけど笑ありがとう。お世話になっちゃう！笑」

玉「うん！笑」