新しい恋 (ページ10)

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Aside

ころび方が悪かったのか、足を捻ってしまってここから教室にいくより保健室のほうが近いし保健室に行くことにした。

コンコン

あ｢失礼します。ちょっと足を捻ってしまったんですけど。｣

先｢あら、大丈夫？転んだの？｣

あ｢はい…｣

先｢今まだ痛いと思うから、少し歩けるまでここに座ってな？私はちょっと今からしばらく職員室で作業しなきゃ行けないから、何かあったらこの電話で呼んでね。｣

手当をしてもらい、先生が居なくなってからベッドに横になった。

少し落ち着きたかった。

せっかくしゅんくんと仲良くなれたのにな…

もう話すことすら出来なくなっちゃうかもな…

色々なことを考えてるうちに眠ってしまった。

しばらくして、ドアが開く音で目を覚ました。

先生かな？

｢A？入っていい？｣

あ｢え？しゅんくん？｣

せ｢A、大丈夫？朝から体調悪かったの？｣

あ｢いや、あの…ちがくて、ちょっと転んじゃってさ…｣

せ｢え？いつ？転ぶ時なんてあったっけ？｣

あ｢ちょっとふらついちゃってさ笑大丈夫だから安心して？｣

せ｢そっか、歩ける？｣

あ｢まぁ今はなんとか大丈夫かな。｣

せ｢肩貸すよ、ほら、捕まって？｣

あ｢大丈夫だから笑ありがとうね｣

ごめんねしゅんくん。貸してもらいたくてももう無理なんだ。