・ ページ9
Aside
翌日、朝も一緒に行こ〜って言うことになって、言われた時間の電車に1駅乗ると、しゅんくんが来た。
せ「おはよA!」
あ「おはよう!」
せ「眠いな〜」
あ「今日から授業だよ、疲れちゃうね」
せ「ホントだよ〜」
そしてあっという間に駅に着き、昨日みたいに並んで学校へ向かって歩き始めた。
ジュ「せりしゅん〜!え、おはよう、彼女?」
せ「おはよ。違うよ。笑最近仲良くなった友達。家ちょっと近くて一緒に来たの。」
あ「佐藤Aです。」
ジュ「村上ジュキヤです。じゅっくんって呼んで!あ、Aさん、せりしゅん犬蹴るから気をつけな!」
せ「おいジュキヤ!嘘つくなよ!蹴らないから安心して?」
あ「ふふ笑さすがにしゅんくんが蹴るとは思わないよ笑」
ジュ「くっそ〜」
せ「俺のイメージを下げるな!」
ジュ「残念だ〜」
そのままじゅっくんも一緒に学校へ行くことになった。
階段でじゅっくんとはバイバイして、教室に入る。
席につくとまたしゅんくんを囲む女の子たちが来て、いつもよりうるさい気がしたから私は1回トイレに逃げることにした。
そして、トイレの帰り道。
廊下を歩いていると、いつもしゅんくんを囲んでる女の子たちが歩いてきた。
もう囲むの終わったのかな?なんて考えながらすれ違おうとすると
ドタッ
女「わぁ!ちょっと大丈夫〜?あれ、Aちゃん!大丈夫?ごめんぶつかっちゃった、」
足をかけられ豪快に転んでしまった。
女の子が手を差し伸べてきて、素直に手を借りると引き寄せられた。
女「なにせりしゅんと楽しく話してんの?陰キャの友達いないくせに。せりしゅんは私たちのものだから。気安くしゅんくんとか呼ばないでくれる?気持ち悪いよ?」
そして、女の子たちはどこかへ行ってしまった。
34人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆーみん - 初々しいですなぁ (2020年10月6日 21時) (レス) id: 1767363814 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:玉千lover | 作成日時:2019年10月6日 23時