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せりしゅんside
今日は3年になって2日目。
俺は学校に行くのが楽しみで仕方なかった。
なぜかと言うと、隣の席になったAのことが好きだから。
去年の軽音部のライブを見てから、完全に惚れた。
ジュ「おいせりしゅん〜!おはよう!」
せ「お、ジュキヤおはよ」
ジュキヤはサッカー部の後輩だけど、小学校から同じだから普通にタメで話してくる。
まぁこいつは基本的に誰にでもタメ口だけどね笑
ジュ「なんか今ニヤニヤしてなかった?きんも〜笑」
せ「え、うそだ!してないよ〜」
学校まで2人で一緒に行き、階段でお別れした。
あ「あ、しゅんくんおはよう〜」
せ「おはよう!」
危うく、今日も可愛いな〜!って言うところだった、笑
好きな人と席が隣ってこんなに嬉しいことなんだね
でも席についてすぐ、俺は他の女子に囲まれる。
女「しゅんくん今日もめっちゃかっこいい〜」
女「かっこいいし可愛いし最高〜」
女「ねぇ、LINE追加してもいい?」
せ「LINEはごめん、俺なかなか返さないし、増えるのあんまり好きじゃないんだよね。」
女「そっか〜、じゃあインスタとかは?」
せ「まぁそれならいいけど…」
正直嫌だったけど、教えないといつまでもついてこられそうで教えた。
隣を見ると、Aは静かに本を読んでいた。
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ゆーみん - 初々しいですなぁ (2020年10月6日 21時) (レス) id: 1767363814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉千lover | 作成日時:2019年10月6日 23時