☆142 報告〜。 ページ48
圭「部活…ほんとだもうこんな時間!!」
翔「先生怒ってたぜ？」
圭「うえ〜〜!!やばいやばい!!!」
やっと事の重大さに気付いた様子ですね。
机の上に置いてあった鞄を乱暴に振り回しながら「ひえぇ〜〜〜」とかいう奇声を上げながら教室を出て行った。
行動が早い。
その行動力は圭の良いところかな!!
部活頑張って。せいぜい怒られなw
翔「…早」
千晴「早すぎw」
圭が慌てて、暴れて教室を出て行った後。
一応、迎えにきたつもりだった翔は逆に置いてかれてしまった。
翔「な、なんだよあいつ…勝手に僕を置いていきやがって」
千晴「まあ、圭だから仕方ないんじゃない？」
翔「一理ある」
千晴「だよねだよね!!」
翔「…たくっ、じゃ僕も部活行くよ」
圭に日々振り回されている翔はすぐに状況を理解、焦りの色はない。
さすが翔。
圭は…まあ、いつもの感じだからいいか。
逆に圭がおとなしかったり素直だったりしたら…なんか変だよね!!
全然関係ないけど、剣道場の床ってめちゃくちゃ冷たいんだよね。
剣道裸足でやるから…可哀想w
.
.
千晴「あっ、翔」
.
翔「んっ？」
教室を出かかったところで千晴が翔を呼び止めた。
千晴「なんかね、クリスマスパーティーやるんだって」
なるほど。報告か。
困るけど、どこか憎めない大好きな幼馴染みの計画をね。
翔「はっ、やっぱりな」
幼馴染みの考えてることはやっぱり大体分かるそうです。
千晴「…でも、クリスマスにパーティーやるとか、圭らしいけど今まで一度もそんなこと言わなかったよね」
翔「確かに」
千晴「なんでか分かんないけど…」(ほんとはなんとなく分かるけど)
翔「ん〜…パーティーの内容は？」
それが、聞いてよ翔〜。
私はしゃべり好きの主婦の真似で、手招きするように手をぱたぱたさせる。
千晴「それが…カラオケって…」
翔「はっ?!平日だろっ??」
千晴「学校終わってから行くんだって!!圭らしくめちゃくちゃw」
翔「たく、まあ行くなら行くでガンガン歌うか」
さすが今の時代の若者!!
カラオケ好きなのね。
.
千晴「あ…翔」
翔「ん?」
千晴「あんま、張り切らなくてもいいと思うよ…」
いきなり控えめな様子と声になった千晴。
.
その裏には
千晴(…翔、あんま歌上手くないんだよな)
なんて思っていた。
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あゆみ - 更新よろしくです！待ってますね( ^ω^ ) (2015年8月25日 12時) (
レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - 更新楽しみです！出来れば完結して欲しいです!! (2015年3月18日 11時) (レス) id: f68e9007ee (このIDを非表示/違反報告)
こめこ - 続き気になります!! (2014年7月13日 21時) (レス) id: 8fe73652a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやふわ - これの更新って停止してるんですか??もし続いてるんだったら頑張ってください！ (2014年4月2日 10時) (レス) id: 5508d35ce8 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜＊(プロフ) - 続き、楽しみに待ってます！！ (2013年11月28日 21時) (レス) id: 216f6dd0c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚季 | 作成日時：2012年4月25日 21時
