☆124 1枚の紙。 ページ30
圭「…むむっ…むっ…。」
.
.
.
きっと多くの学生諸君が…睨み付けたくなるような1枚の紙。
圭も睨み付けています。
圭「ぬっ…あ、ん〜?はぁ〜?」
奇怪な声を出していますね。
圭「ああっ…あ!ああ!!!ぃよっしゃぁあーっ!!!」
翔「ぅるせい!」
スパンッ!
圭「グアフッ!」
喜びの雄叫びをあげた圭の頭を、スパンッと叩いた翔。
圭「なんだよなんだよっ、大事な幼馴染みが喜んでるんだぞぉ?」
翔「でもうるさいって。」
千晴「ほんとほんと。圭叫ばんといて!」
A「耳に響く。」
途端に文句を言う千晴とA。
圭「なんか、いっつも俺だけ敵視されてない?」
翔「してないしてないー♪」
千晴「大事な幼馴染みやもんなぁー♪」
圭「いや、逆にその笑顔と素直すぎるところが怖いんすけど。」
翔「へへっ…ハァ。」
圭「なんだよ、気持ち悪いw」
翔「うっせぃ。」
.
.
はい、圭と翔のやりとりは置いておいて。
A「永井くん。」
圭「ん?」
A「喜んだってことは…良い結果だったの?」
Aの興味ありそうな視線を浴びて。
圭「イエッスッ!!!」
嬉しそうに親指を突き立てる。
キラキラスマイル〜。
A「見せて〜?」
圭「ぬっ…先に村瀬さんの見せてよ。」
圭は自分のその1枚の紙を握りしめる。
A「あ、はい。」
Aは素直に1枚の紙を渡す。
.
.
圭「…………ぬぁーに?!!」
.
.
圭は叫んで、くらっと軽く立ち眩み?w
翔も千晴もその1枚の紙をのぞき込む。
翔「…。」←静かに驚きを噛みしめる。
千晴「…さすが。」←特に驚きなし。
A「みんなで見ないでよ。」
ひょいっと1枚の紙を取り返したA。
.
.
A「はい。次、永井くんの。」
手を差し出すA。
.
.
圭「…いやいやいや!!いくらAの頼みでもやっぱり俺のは見せられない!!!」
A「なんでぇ?」
圭「Aと俺じゃ全然違う!!」
.
.
首を振って、Aに1枚の紙を渡そうとしない圭。
.
.
.
.
.
翔「そりゃそうだ。」
千晴「Aのテストの結果…成績表なんて見たら自分のなんか見せたくないよね。」
.
.
1枚の紙=成績表でした。
テスト終了して成績表がきた!!
みんなお疲れ様ぁ。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
95人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あゆみ - 更新よろしくです!待ってますね( ^ω^ ) (2015年8月25日 12時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - 更新楽しみです!出来れば完結して欲しいです!! (2015年3月18日 11時) (レス) id: f68e9007ee (このIDを非表示/違反報告)
こめこ - 続き気になります!! (2014年7月13日 21時) (レス) id: 8fe73652a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやふわ - これの更新って停止してるんですか??もし続いてるんだったら頑張ってください! (2014年4月2日 10時) (レス) id: 5508d35ce8 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜*(プロフ) - 続き、楽しみに待ってます!! (2013年11月28日 21時) (レス) id: 216f6dd0c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:柚季 | 作成日時:2012年4月25日 21時