☆110 味の評価。 ページ16
Aの手によって運ばれたA特製の焼きそば。
あ、特製ではないかっ。
ただ、料理雑誌に書いてあった通りに作った焼きそば。
そ、それでも…
圭・翔(な、なぜ千晴のとこんなにも差があるっ…?!)
だよねぇ〜w
ちょっと千晴に失礼だけど…。
千晴「Aのもおいしそーっ!」
当の本人は身を乗り出してAの焼きそばを見て目を輝かせている。
まあ、確かにAのはおいしそうだよ。
よだれが出る…←キモッw
机に置かれた焼きそば二皿。
見た目焦げてて黒くて…味…味も微妙な千晴の焼きそばと。
見た目おいしそうで味もおいしそうなAの焼きそば。
さぁ、あなたならどちらを食べる…?
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て、なんて私は2人に失礼な質問をしているんだっ。
千晴も一生懸命作ったもんね。
翔「…僕、千晴の焼きそばのほうが好きだな。」
千晴「えっ?!」
圭「んっ?」
後から運ばれたAの焼きそばも一口食べて…。
翔は笑顔で千晴の焼きそばをふたたび食べた。
千晴「翔、無理して優しくしなくてもいいし…。」
翔「ほんとに千晴のほうがいいよ?」
千晴「毒舌なくせに、こういう時だけ…。」
翔「んっ?」
焼きそばを口に詰め込む翔。
ハムスターみたいに頬袋ができるてるよw
千晴「…(小声)こういう時だけ優しいんだから。」
翔「ん?」
千晴「なんでもないよ。毒舌くん。」
翔「ぷっw」
千晴「何っ?!」
翔「何でもなぁーい。」
.
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圭「…。」(こういう時は邪魔しないほうがいいんだよな。)
A「…。」(…永井くんが空気読めてる。)
楽しそうに会話する翔と千晴の姿を眺めながら。
もぐもぐと焼きそばをもくもくと食べていた圭とA。
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A「…。」(私のやつおいしいかな?大丈夫かな?)
何気なく自分の料理の評価が気になるA。
圭の食べる姿をチラ見する。
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圭「…A。」
A「へっ?!」
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圭「美味いよ。まじで。」
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A「あ…うん。ありがと…。」
いざ、褒められると何て言い返せばいいか分かんないねぇ。
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あゆみ - 更新よろしくです!待ってますね( ^ω^ ) (2015年8月25日 12時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - 更新楽しみです!出来れば完結して欲しいです!! (2015年3月18日 11時) (レス) id: f68e9007ee (このIDを非表示/違反報告)
こめこ - 続き気になります!! (2014年7月13日 21時) (レス) id: 8fe73652a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやふわ - これの更新って停止してるんですか??もし続いてるんだったら頑張ってください! (2014年4月2日 10時) (レス) id: 5508d35ce8 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜*(プロフ) - 続き、楽しみに待ってます!! (2013年11月28日 21時) (レス) id: 216f6dd0c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚季 | 作成日時:2012年4月25日 21時