☆107 新城らしくない。 ページ13
駅のホームの広いところへ移動した。
通り過ぎていく人の中には、振り向いたり、二度見したり、逃げたり…。
そんなけ恐いんだね。
.
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そんなやばい野郎の前に仁王立ちしてるのが…
圭「…フンッ。」
何にも分かってないただのポジティブバカこと圭です。
A(永井くん…邪魔。)
幽鬼「…お前ら。」
仁王立ちする圭、2人揃って目を逸らしている翔と千晴…そして無表情のAを順番に眺めたあと。
幽鬼「…仲良いのか?」
新城らしくない質問をした新城。
新城のことをよーく知っているAは…目をギョッとする。
A(まともな質問したっ?!)
幽鬼(…A、そんな変な目で見るなって。)
翔と千晴は新城とあまり関わりたくないので黙っている。
Aは口をもごつかせる…
じゃあーあいつが答えるしかない。
圭「仲良いに決まってるだろっ!」
圭は偉そうに言った。
うんうん。そこは間違ってない。仲が良いに決まっている。
他の3人も深く頷く。
幽鬼「…へぇー。」
圭「んだよ。」
A(なんか…新城らしくなくて逆に怖い。)
幽鬼「いや…なんでもない。」
圭「ふーんっ。」
幽鬼「…今日はもう帰るわ。」
圭「おっ?」
A「えぇっ!?」
幽鬼「…。」
新城が何もしなくて帰るのがAにとっては相当珍しいらしい。
新城の後ろにいた子分たちも目をギョッとする。
幽鬼「…んだよ、お前ら。」
「い、いやっ…新城さんが帰るなら…。」
「ただ、らしくないなって…。」
幽鬼「ごちゃごちゃ言わずに帰るぞ。」
「は、はい!!」
「(小声)Aさんいるのにっ…。」
幽鬼「黙れっ!!」
「ひっ…。」
.
.
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.
なんだかよく分からないけど…
駅を出て行った新城たち。
翔と千晴は口を開けたまま固まってる。
Aは若干混乱中。
圭「…はっはーんっ!!!」
ただ1人、こいつは笑い出す。
圭「俺に勝てずと思って逃げたってわけかぁー。」
翔も千晴もAも圭を睨む。
圭「ざまみーろぉっ!新城幽鬼なんて俺がっ「黙れいっ!!!」
バシッ。
圭「いってぇーっ!?」
翔「バカ!!」
千晴「ほんとほんとっ!」
A「ハァ…。」
今回はAも圭のことを叩いちゃったw
圭「…冗談だって。」
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あゆみ - 更新よろしくです!待ってますね( ^ω^ ) (2015年8月25日 12時) (レス) id: f5ed3cf1fa (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - 更新楽しみです!出来れば完結して欲しいです!! (2015年3月18日 11時) (レス) id: f68e9007ee (このIDを非表示/違反報告)
こめこ - 続き気になります!! (2014年7月13日 21時) (レス) id: 8fe73652a5 (このIDを非表示/違反報告)
あやふわ - これの更新って停止してるんですか??もし続いてるんだったら頑張ってください! (2014年4月2日 10時) (レス) id: 5508d35ce8 (このIDを非表示/違反報告)
秋桜*(プロフ) - 続き、楽しみに待ってます!! (2013年11月28日 21時) (レス) id: 216f6dd0c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柚季 | 作成日時:2012年4月25日 21時