あなたがいい ページ8
龍斗「A！」
A 「え…龍斗…？」
私、今龍斗に抱きしめられてる…？
龍斗「どこにも行くなよ…。おれのそばに居てくれ…。」
A 「…え？」
龍斗 「俺もAが好きだ」
A 「…っ！」
嘘…。龍斗が私の事…？
龍斗 「だから居なくならないで…俺のそばで笑っていて欲しい…」
そんなこと言われたら私…私…私だって…私だって！！
A 「私だってあなたといたい！！あなたがいい！！龍斗がいい！！龍斗といたいよぉおおお！」
龍斗 「A！！好きだ…好きだ…」
A 「私も龍斗が好き。…好き…。」
龍斗 「A…」
A 「…！」
唇に触れた温かいもの…これって…キス…？
龍斗 「愛してるよ。A」
A 「私も…私も愛してる。」
私と龍斗はそのあとしばらく抱きしめて何度も何度もキスをした
〜Aの泊まるホテル〜
お兄ちゃんに言わなくちゃ。私まだここにいたいって。
ｶﾞﾁｬ
A 「お兄ちゃんあのね！…お兄ちゃん？」
部屋の中からお兄ちゃんの荷物だけ無くなってる…
A 「手紙…？」
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Aへ
Aの気持ち知ってるよ。幸せになってくれ。
どこでもいつでも見守ってるよ。
着いたらまた連絡するからな。
來智
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A 「お兄ちゃん…」
全部見抜かれてたんだね…。ありがとう。お兄ちゃん。
〜数ヶ月後〜
龍斗母 「Aちゃーん！遅れるわよー！」
A 「はーい！いってきまーす！」
私は作間家に帰ってきた。そして龍斗との関係も打ち明けた。そしたらお母さんにもお父さんにも私たちは好き同士で付き合うとわかっていたみたいでお父さんが必死に色々してくれて私は作間家の養子として受け入れてくれることになった。お母さんいわく「これなら付き合っててもバレない」って。ほんと感謝しかない。
龍斗 「A！」
A 「龍斗！」
龍斗 「いってらっしゃい。」
A 「うん！いってきます！」
いってきますのキスも毎日の恒例になった。
あゆみ 「おー。朝からお熱いですな〜♡♡」
A 「もう！お姉ちゃん！茶化さないで！！」
あゆみ 「ごめんごめん！先いくねー！」
A 「あ、待ってよ！お姉ちゃん！龍斗！お仕事頑張ってね！」
龍斗 「うん！Aも学校頑張って！」
A 「うん！！」
私は作間A。作間家の娘です！！
そして龍斗の彼女。いつかは奥さんに…。
〜おわり〜
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作者名：ゆずりんご | 作成日時：2021年3月1日 19時
