三十ノ漆 ページ6
「大丈夫。これより大きいの持ってル(ﾌﾙﾌﾙ。」
前回のおさらいをすると、次郎太刀を運ぼうとしたら、刀剣達に止められました。今は次郎太刀を抱きしめたまま国行に首を横に振ってる最中。
「それでもあかんて、交換しぃ。」
こんなに必死な国行はどこの本丸でも見たことがない。とっても面白い。
「いやだ。･･･こうなったら運んだもん勝ちってネ。」
次郎太刀持ったままジャンプして走る。行ける！俺は行けるぞコルァ←
･･･ちょっと変なキャラ混じったね。気にしないで、
「ってことでとうちゃ〜く！僕が置いてきたやつ以外皆いるかい？」
うん、居るっぽいね。よし、じゃあやるか。
「重傷者と一緒に一気に直しちゃうカラそこに全部置いちゃっテ。」
重傷者の近くに並べられた刀剣に向かい、霊力を解放する。
「我呼び掛けに応え、顕現せよ。」
暖かな光が部屋を包み、桜が咲き乱れた。
？「んん、あれここは？」
？「俺たち、あれ？？」
成功したみたい。良かったのではないか？
感動の再会を喜んでいる刀剣を見て、政府を思い出す。
頭がクソなせいで、沢山の刀剣達が傷ついて、仕事で忙しいこの僕を｢許可なし｣に審神者にした。これは毎回のように金を巻き上げて半殺しじゃ済まさないかな。一人くらい殺s((ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ 制裁食らわせてもいいんじゃないかな(ｶﾞﾗっ。
「里月さーん！おいてかないでよ！」
「あ、ゴメンて蛍。」
日本号を御手杵に押しつけて、こちらに突っ込んでくる。かわいい。
「あのね、国行が「なんで逃げんねん！」って怒ってたよ」
「そっかー。まイっか。」
ちゃちゃっと治して早くクソ共の面踏み潰しに行かないと。
「里月さん悪い顔してる。」
「そら悪いこと考えてるからね。」
あァ早く行きたい。待ってられない。
「日本号、次郎太刀。顕現せよ。」
「こんにちは！綺麗な次郎で〜す！「相変わらず綺麗だネ！じろちゃん」おぉあんたは結構ノリいいねぇ。ま、今後ともよ〜ろしくぅ！」
「日の本一の槍こと、日本号。只今推参。あんた、俺が来るまで何杯飲んだんだ？」
「僕まだ未成年だけど、軽く一瓶は･･･なァんて冗談(笑)
役人じゃないけど、政府の駒だヨ！里月って言います！」
そういうと日本号は大きな手でガシガシと撫でてきた。
「おうよ、処で、あいつは？」
多分あのクソ野郎のことだろう。何となくだがわかる！
文字数関係で次行きます。
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逢魔夕(プロフ) - NaAさん» ありがとうございます！！そう言っていただけるととっても嬉しいです(^^) (2017年7月26日 23時) (
レス) id: e1b3ba4770 (このIDを非表示/違反報告)
NaA(プロフ) - 続編おめでとうございます！！続きが 楽しみです！！ (2017年7月26日 21時) (レス) id: 9e11f50eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢魔夕 | 作成日時：2017年7月26日 12時
