Valentineday特別編４ ページ23
昨日の夕餉の時、また今日と同じ感じの出張が入ったからお昼と、もしかしたら夜要らないから。と言っておいた。
少し特殊な結界を張って、
「よし、やろう！」
必要な道具を出して作るものを確認する。
チョコって言ってもたくさんあるから迷うよね。ひとつ言えるのは鯰尾にトリュフはあげない。
用意した主な食材は板チョコ、生クリーム、ココアパウダー、粉砂糖、抹茶。
道具は、小鍋、ステンレスのボウル、温度計、秤、スプーン、バットなど。
「最初は蛍と短刀達のから作ろうかな。」
チョコをテンパリングしながら溶かし、6種類のシリコンモールドに入れて出す。そのまま外枠が固まるまで乾かし、それまでに中に入れるガナッシュを作る。粗熱をとっている間にプラリネを作る。
「中のガナッシュはミルク、苺、抹茶、キャラメルの４種類。中にプラリネを入れて食感のアクセントに、」
モールドに入っているチョコと被らないように、絞り袋に入れてから詰めていく。
上にチョコを流し蓋をして、乾けばあとはデコレーションだけ。
「あんがい早く終わってしまった。
さて、次は、」
それから、ブラウニー、生チョコ、アイシングクッキー、トリュフ、ウイスキーボンボン(日本酒有り)、ココアフィナンシェ、思い付くものを片っ端から作り、気付けば日も落ちていた。
「チョコ余ったからチョコムースとガトーショコラ作っとくか、あと飽きたとき用のプリンとゼリー。」
僕はあんがい何でもできるらしい。
背はでかくて胸は潰していて声もちょっとハスキーな方だから男と間違われるし、いつもフード被ってるし言ってることちょっと残念だから同性の部下にも「先輩って残念系女子ですか？」って言われたし。
でも、ここの子や僕の刀剣男子は僕を女子として見てくれているし、僕自身そんな気にしてないから大丈夫！
「っと、プリンとチョコムースはあとは冷やすだけ･･･っと、風呂入んなきゃチョコ臭いからバレるな」
出かけている設定だったので、「ただいま〜」と言うために大広間へと向かうた念入りに体を洗ったが、小狐や鳴狐のお供にバレたので、上司のイタズラで後輩と一緒にチョコまみれになったという嘘をついておいた。
バレンタイン特別編ラスト→←Valentineday特別編３
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逢魔夕(プロフ) - NaAさん» ありがとうございます！！そう言っていただけるととっても嬉しいです(^^) (2017年7月26日 23時) (
レス) id: e1b3ba4770 (このIDを非表示/違反報告)
NaA(プロフ) - 続編おめでとうございます！！続きが 楽しみです！！ (2017年7月26日 21時) (レス) id: 9e11f50eb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢魔夕 | 作成日時：2017年7月26日 12時
