�� ページ4
9時に卵サラダのバターロールサンドイッチを作ってわざわざ起こしに来てくれた。
少しゆっくりしてから遅めの朝食を食べ、日課の試験に臨む。
今日もいい天気だ、どうせみんなこれから鬼ごっこでもやるんだろう。
私はあの木の下で昼寝でもしよう。
「ごちそうさまでした」
『Age11,type1.各問い10秒以内に答えなさい。それでは始めます』
ブー
毎度毎度この問題を作るのもめんどくさいだろうに。お疲れ様です。
あと欲を言えば、このバーコード読み込む機械。ピッって読み込むやつにしてくれないかな？ってところ。この読み込む機械おっそいねん。ピにしてピに。
あとこれ机発光してたらまぶしい。目悪くなる。勘弁してください。あと終わった後すぐカーテン開けるとまぶしい。あれやめてママ。
ブー
「んあああぁぁぁぁ。おわったぁぁぁ。寝る。」
べちゃぁと机に突っ伏した。
「お疲れ様レクシー。まぁ！すごいわ！また満点、ノーマン、レイ、そしてエマと一緒ね」
「エマと一緒なの？？やったっ！」
まぁ結果は割とどうでもいい。あとやることは寝るだけだ。
"いってらしゃい"とママが見送ってくれ、私は部屋を後にした。
寝室に戻りブーツに履き替えて外に出た。ノーマンはすぐに走り出してしまったので、ノーマン鬼の鬼ごっこか。木の下ではいつものようにレイが本を読んでいる。私は本を読んでいるレイの少し開けて隣に座った。
「おーお疲れ、レクシー。」
「ふ、ゎぁあ…。寝るわ〜。」
ずりずりと下に下がり木の根を枕にして寝転がる。硬いけど高さがないよりかはまし。
さぁぁっと風がそよいで気持ちがいい。レイの隣りは静か、だし。
「―――？――きないの？」
「すこししずかにしろ。起きるから」
少しずつ意識が覚醒する。目の前は真っ白な制服。頭を置いているのは木の根じゃなさそうだ。
ゆっくり仰向けになる。
「あ、おはよう！レクシー。」
「え、ま？んん」
手を伸ばして伸びをし、エマを捕まえぎゅっと抱きしめる。エマは"くるしいよ〜"といいながらぎゅ〜っと抱きしめ返してきた。開放すると私が枕にしている足の主が、"よ〜く寝れてたみたいだな"と笑っていた。私、ちゃんと木の根枕にして寝ていたのに。もしかして寝相悪かったのかしら？
「わたし、れいのあしで、ねたおぼえないんだけど・・・？」
「貸してやったんだ、感謝しろ。」
「あはは、レイとレクシーは仲良しだね。」
ノーマンが私たちを見て笑う。私はエマと仲良しなのだけれども。
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逢魔夕(プロフ) - 黒歴史第二製造機さん» ありがとうございます！更新が滞ってしまったらすみません。完結できるよう頑張りたいと思います！ (2019年2月6日 19時) (
レス) id: 5a78d3dcdb (このIDを非表示/違反報告)
黒歴史第二製造機(プロフ) - とても面白いです！応援してるので再新がんばってください！ (2019年2月6日 16時) (レス) id: 8c138a50c6 (このIDを非表示/違反報告)
逢魔夕(プロフ) - 。。さん» すみません忘れていました！ご指摘ありがとうございます！！以後気を付けます。 (2019年2月5日 23時) (レス) id: 5a78d3dcdb (このIDを非表示/違反報告)
。。 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反です。 (2019年2月5日 23時) (レス) id: d3374bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢魔夕 | 作成日時：2019年2月5日 23時
