�将� ページ20
「最後だから、4人でずっと一緒にいたい。」
とノーマンとレイがママに言いに行くと、まあ御察しの通り"ダーメ♡"と言われたらしいが、一人ずつの添い寝だったらいいと、お許しが出たらしい。
「レクシーの為なら、仕方ないわね。って言ってたぞ？お前どんな演技したんだよ。」
レイがべちっと冷たいタオルを顔面に投げつけてくる。目の下がほのかに赤くなっているのでレイも使った方がいいと思うけど、"俺はいいんだよ。"と押さえてきた。
「窒息する窒息するって！」
顔から手を離させてレイを軽くにらむ。
「たぶんママは、私がこの
その線は薄いと思うぞ。とレイは真顔で呟いた。
「何で断定できるの？」
レイを問い詰めようとしたとき、"レクシー？"とエマがのぞいてきた。
「お風呂できたから入ろ〜！」
「わかった！今行くね。じゃあ風呂行ってくる。」
「おー、いてら。」
今思ったけどレイの口調って面白いよね。くだけかたがなんか今までの兄さん達にない感じで。
「わぁぁああ！！」
「うわぁぁぁぁ！？」
ザッバァン。
「エマバカなの！？大丈夫！？！」
洗い終わってから先に湯船に使っている私めがけ、エマはバスタオルに足を引っ掻け盛大に湯船にダイブしてきた。
「ドジにも程があるよ…」
もー、とエマのほっぺたをつぶす。ぅぬぬとしかめっ面をしているエマ、かわいい。
"レクシー、ケガしてない？"と上目遣いでのぞき込んできたが、当たってないし、大丈夫だよ。というと、にっこり笑って隣に来た。
「お風呂広いと、なんか私たち二人だけの世界みたいだね。」
「そうね〜、エマはどうなるんだろうね。そのまま大きくなりそうで怖いわ。」
ぶす〜っと膨れてぷくぷくと水面が動く。
「…私ね、結構いい人生だったって、この年ながらに思うんだ。唯一の後悔といえば、早く仲良くなっとけばよかったってとこ。でもね、それがあるから今幸せ。」
「…。」
「いつか迎えに
本気の目で言えば、強い意志を持った目で頷いてくれた。
大丈夫。私は私で、無謀だけど賭けに出てみようと思うから。
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逢魔夕(プロフ) - 黒歴史第二製造機さん» ありがとうございます！更新が滞ってしまったらすみません。完結できるよう頑張りたいと思います！ (2019年2月6日 19時) (
レス) id: 5a78d3dcdb (このIDを非表示/違反報告)
黒歴史第二製造機(プロフ) - とても面白いです！応援してるので再新がんばってください！ (2019年2月6日 16時) (レス) id: 8c138a50c6 (このIDを非表示/違反報告)
逢魔夕(プロフ) - 。。さん» すみません忘れていました！ご指摘ありがとうございます！！以後気を付けます。 (2019年2月5日 23時) (レス) id: 5a78d3dcdb (このIDを非表示/違反報告)
。。 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反です。 (2019年2月5日 23時) (レス) id: d3374bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢魔夕 | 作成日時：2019年2月5日 23時
