�� ページ11
お昼もとっくに過ぎ、お昼の自由時間も過ぎていた。
かなりやらかしてしまった感があるが、寝たし、泣いたので少しすっきりした。
二階に行くために階段を上るとエマがママに抱き着いていた一部始終を見た。
話の前後は聞いてないからわからないけど、ママずるいと負の念を送る。そういうことじゃないって分かってるけど止まらない。
今まで怖いで頭がいっぱいで泣いたのに、今は圧倒的ママに対する嫉妬で頭が支配されていく。
「お前、何やってんの？」
踊り場からレイが声をかけてくる。今にも壁の角を握りつぶしそうで怖いと超絶失礼なことを言っているが気にしない。
「…レイ、邪魔しないで。今ママにエマに抱き着かれててずるいっていう嫉妬の念を送ってるんだから」
「お前もうそれ病気じゃねぇの？」
引きとあきれの混ざった声色で私の横を通り過ぎ、カランカランとベルを鳴らす。
「夕飯、準備できたよ。ママ。」
ちびたちが部屋から出てくる。「おい、お前も手伝え。」とレイに腕を引かれたので、仕方なくその場を後にした。
「わり、先行っててくんね？」
「おま。……おけ。」
レイとはそのまま階段の下で別れ、私は夕飯の配膳をする。
「エマ達、まだかなぁ」
「ママとお話し中だったから少し遅くなるんじゃない？ドン、ナット手あいてるなら手伝って、
おいおい、ご飯前はほこりが舞うから走るなって言ってるだろ！！トーマ！ラニオン！ママに頼んで飯抜きにしてもらうぞ！？」
ギルダが走り回ってる子に注意してもやめないので怒鳴る。あいつら三人いないだけでこんな騒がしくなるの？？うそでしょ？
「もう疲れる…」
「頑張ってお姉ちゃん。私も手伝うから。」
困り顔をしながらお皿を並べてくれるアンナを"かわいい"と撫でながら頑張ろと強くおもった。
食べ終わってからの夜。これからは忙しい。自分が風呂に入る前に赤ちゃんを風呂に入れ、お腹がすいたと泣く子にはミルク、おしめが気持ち悪くて泣いてる子は取り替えて、ただ泣いている子はママに預ける。
大体8時位に一旦風呂に入りに行く程度で、こういう日私は掃除に参加できない。
そして9時頃にまたママのところへ行き、最後に挨拶して10時、いつもならそのまま寝に行くけど今日は違った。
倉庫の方に近づくにつれ小さな物音が聞こえる。
夕飯の片付けの時エマから、今日の10時、倉庫って言われた。
「エマ、私。レクシー。」
周りに誰もいないことを確認して、倉庫のドアを開けた。
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逢魔夕(プロフ) - 黒歴史第二製造機さん» ありがとうございます！更新が滞ってしまったらすみません。完結できるよう頑張りたいと思います！ (2019年2月6日 19時) (
レス) id: 5a78d3dcdb (このIDを非表示/違反報告)
黒歴史第二製造機(プロフ) - とても面白いです！応援してるので再新がんばってください！ (2019年2月6日 16時) (レス) id: 8c138a50c6 (このIDを非表示/違反報告)
逢魔夕(プロフ) - 。。さん» すみません忘れていました！ご指摘ありがとうございます！！以後気を付けます。 (2019年2月5日 23時) (レス) id: 5a78d3dcdb (このIDを非表示/違反報告)
。。 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい違反です。 (2019年2月5日 23時) (レス) id: d3374bf6ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢魔夕 | 作成日時：2019年2月5日 23時
