【ヒロアカ】失敗作少女はヴィランとともに 2 (ページ11)

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雄英高校での生活！18 ページ11

みんなのピンチに、そのヒーロー(強大な壁)は、やってきた。

オールマイト「私が来た！」

死柄木「…待ったよヒーロー…社会のゴミめ」

オールマイトは、さっきまでいた階段の上からジャンプすると、一瞬でこちらへやってきた。

怪我で動けない相澤先生を抱えると、また、一瞬で移動した。

今度は敵のそばにいた緑谷君たちを抱えて。

オールマイト「！？甘城少女！？」

私はとっさに、オールマイトを避けていた。避けてしまっていた。

助けに来てくれたオールマイトを避けてしまっては、おかしいじゃないか。

『あ、え…』

私が一生懸命言い訳を考えていると、弔くんが話し出した。

死柄木「ああああ…だめだ…ごめんなさい…お父さん…」

弔くんの方を見ると、顔につけている手が落ちていた。オールマイトが殴った…のか。

死柄木「流石に速いや…目で追えない

けれど思ったほどじゃない…

やはり本当だったのかな…？弱ってるって話……」

オールマイト「…甘城少女を返せ！」

するとすぐにオールマイトが攻撃を仕掛けにくる。それを、脳無が相手をしている。

脳無はショック吸収で、オールマイトの猛攻撃ももろともしていない。

オールマイト「…そういう事なら…やりやすい！」

先生が、弔くんから、ショック吸収の話を聞いて、脳無を掴んで、バックドロップする。威力が凄まじいのか、爆発のような衝撃が起こる。

『…っ…』

その衝撃で、私は吹き飛ばされた。なんて威力だ…

死柄木「…！…チッ………コンクリに深くつきたてて動きを封じる気だったか？それじゃ封じれないぜ？脳無はお前並みほパワーになってるんだから…

いいね黒霧…期せずしてチャンス到来だ…」

煙が晴れて、状況がやっとわかった。突き立てられたと思った脳無は、黒霧さんのワープゲートを通じて、逆に先生のお腹を指で突き刺していた。

弔くん達の作戦は、黒霧さんがオールマイトを半端にゲートをくぐらせ、そのままゲートを閉じて引きちぎる…というものらしい。

すると、横から緑谷君が飛び出してきた。

緑谷「オールマイトォ！！！！」

すぐに黒霧さんが止めにかかる。

黒霧「浅はか…」

すると、横からまた誰か飛び出してくる。

爆豪「どっ！！！！け邪魔だ！！」

爆豪くんだ。彼はそのまま黒霧さんを押さえ込む。
後から、轟くんもやってきた。

轟「…何やってんだ甘城…お前の力ならにげだせるだろ…」

爆豪「ハッ！敵を前にビビってんのか？！」

『み…んな…』