第39話 出水side ページ43
俺は見た。
本部の屋上で、迅さんとAが寄り添ってたのを。
それにいらついたのはきっと気のせいだ。
屋上から戻っていく半ば、今Aは三輪に電話している。
｢そんじゃ、明日からお願い。｣
模擬戦のことなのだろう。
携帯を閉じたのを見て、俺は声をかける。
｢迅さんとは仲直りしたの？｣
｢うん、私の勘違いだった。｣
あのさ、とAは俺を見る。
｢なんか迷惑かけてごめんね？学校休むわ、屋上にいるわ…わざわざ探しに来てくれたんだよね？ごめんね？｣
俺の声に怒気でもあっただろうか。
｢謝らなくたっていいよ。ただひとついうなら、誤魔化さなくていいから正直に言えよな。｣
Aは目を丸くする。
｢もしかして分かってた？｣
｢いーや？迅さんと会うとは思ってなかったけど、胸騒ぎがして、なんか起こるなって思ってたから。正直に言ってくれた方が学校来なくてもなんか安心する。｣
｢…分かった。今度からちゃんと言うから、お互い嘘はなし、だよ？｣
｢俺が嘘ついても分かるだろ。｣
あ、確かに、と2人で笑う。
｢任務だよね、いっちょ頑張るよ！｣
｢太刀川さんが今日の任務唯我の奴は太刀川さんが面倒みるから俺とAで組めってさ。｣
｢やった！久々じゃん。｣
一緒にやるのが1番楽しいし、1番やりやすい。
トリガーを起動して隊室へ向かった。
遠征が終わってからも、この調子であってくれたらいいのだけど。
ラッキー隊員
加古望
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ゆずポン酢(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます！気に入ってもらえて嬉しいです！今後も作る予定ですが実はワートリ以外のアニメはあまり分からなくて…これを期に時間があれば観たいと思います。お気遣いありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2017年8月14日 0時) (
レス) id: db72870c64 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですもし他の作品を今後作る予定ならワールドトリガーの世界にトリップか転生したアニメKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体にきよつけて更新頑張って下さいね (2017年8月13日 16時) (レス) id: e3c7f73b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずポン酢 | 作成日時：2017年7月30日 0時
