少女の瞳に映る世界は【ワールドトリガー】

第20話 オリ主side ページ21

｢おはよー。｣

｢おはよ。｣

｢よっ。｣


次の日、いつも通り学校へやって来る。
出水や米屋とは近いわけではないが、家の方向は同じなので途中で合流する。



｢そうそう、A遠征の話聞いた？｣


｢お、遠征あんの？｣


｢太刀川さんからメールで。まあ私達は決定だろうね。｣


｢強者の余裕ってやつか？｣


｢悪いな、なんせA級1位なもので。｣


｢おいコラ。｣


遠征か…。今のところ大きな失敗はない。今のメンバーでは。


｢場所とかは？｣


｢うーんと、まだ聞いてない。とりあえず、今日隊室来いって。選抜試験のことじゃないか？多分適当に流れるけど。｣



｢お前ら本当にそれで平気なのかよ。｣




｢大丈夫。これでも最強のコンビだし。｣

｢だよな。そんなことより槍バカの頭の方が心配だなー｣


ケラケラ笑う。私も笑いを堪えた。


｢後でランク戦決定な。Aも。｣


｢はああ？何で私も？｣


公平がコソッと言う。


｢2人で殺れば一瞬だろ？｣

｢なるほど…。｣


｢いや待って。めっちゃ殺気出てるよ！？？｣



｢｢よっしゃ来い！｣｣



｢やめとく｣



賑やかな登校でした。



*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜


遠征編がやっと書ける！大本命です！

頑張ります！

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ラッキー隊員

加古望

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