青い監獄と護衛係と【ブルーロック】【呪術廻戦】

裏切り ページ19

凛ちゃんと別れてタオルの回収もちょちょいとやった後、


突然、チームZ vs チームWの試合を思い出した


みんなもあるじゃん、ね？…ね！


だから回想シーンです。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

『おっ、すげー。』



今日久遠調子いいな…


チームZも雰囲気良いし、勝てるかも…






でも、なんとなくだけど、


確信はないけど


今日の久遠なんか変だ。



糸目の彼だけど、たまに開ける目は、


なんというか、とにかく、













ドス黒い。




テンション上がってるからか？



いやでもあのドス黒い目は…










…一番考えたくないけど、久遠は多分、



















裏切っている。






「ピッピー！」




前半終了




スコアは3-0でチームZが勝ってる、




…もし借りに久遠が裏切り者だとして、一体何のメリットがある…？


少なくとも考えもなしに動く奴じゃないでしょ、


じゃあ、なんで…？







絵心「負けても最高得点者は生き残れるからね。」



『うおっ、びっくりした…』



モニターに映る絵心さん、いや、まじびびった…


絵心「やあやあAちゃん。君がサッカー観戦なんて珍しいね、頭でも打った？」






『失礼ですね。…あれっ？なんで絵心さん私の思ったこと知ってるんですか？絵心さんやっぱアーニャ？』



絵心「しばくぞ。声に出してたんだよ馬鹿。」



『…てへっ！』



絵心「…はあ、もういい。説明する。よく聞け雑用係」



クソデカため息とかワロタ。

でも、なんか説明してくれるっぽいから、感謝！感謝！





絵心「…5チーム中、2チームが生き残るのは流石に知っているよな？」



『知ってますよ。舐めてるんですか？』



絵心「ああ、もちろん。…で、敗れたチームでも、最高得点者は生き残れるんだよ。
　 つまり、負けても3人は生き残れると言うことだ。」



『ああ、なんかそんなこと言ってましたね。…あ、だから久遠は…』



絵心「やっと分かったか雑用係、」



『一応聞くけどこれってアリなんですか？』




絵心「もちろんありだぞ。別に良い。」





『重ねてもう一つ、なんで？』




絵心「これも勝つための方法の一つさ、一人でのね。」




『ふーん、』



てか、もし久遠の作戦失敗してチームW負けたら、クソ気まずいな。


チームZで孤立しそう。



『あ、てか、こんな話大声で話して大丈夫なんすか、誰かに聞かれたらまずいんじゃ…？』



絵心「ああ、それは大丈夫。まだ選手たちはきてないから。もうすぐ来るけど。」



『じゃあ、もうちょっと喋りましょ、一人寂しい。……って、あれ。』



モニターにはもう誰も映っていなかった。ぴえん

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