三つ編み ページ1
初めて、君を見たのは
3年前の春
楽屋へ向かう途中
『あっ、新しくここに勤めることになりましたっ！！』
と言う声が聞こえた
「そーなんですね！名前、何て言うんですか？？」
『AAでありますっ！！』
「あります笑」
角を曲がると
「あっ！ゆずるさんっ！！！」
おはようございますと元気よく挨拶してくれるのは
「おー、おはよう、新山」
さや香の新山…と
『おっ、おはようございますっ！』
長い髪を三つ編みにした黒縁メガネをかけた…見たことない子
「…おはようございます」
普通に挨拶をして、楽屋に入る
俺が入ってからも、新山とその子は話しとるみたいで、俺が楽屋に入ってから5分くらいして新山が入ってきた
新「♪〜〜」
「機嫌ええなぁ」
新「朝から可愛い新人さんに会えたか〜らぁ〜〜♪」
「歌うな笑」
可愛いって…さっきの子か？
「あの子…そんな可愛かったか？」
新「俺だけが知ってればいいんすよ、あの子の可愛さ」
そう言って歌いながら荷物を置く
「ふーん…」
そん時、俺は全然気づいてなかった
新山の本気度も…
あの子の可愛さも
それは…
『河井さん、おはようございます』
劇場につくと、外で掃除をしとった
「おはようございます」
劇場内に入る
新「あっ！Aさんっ！！」
後ろで新山の大きな声がする
…新山は、あの日からあの子がずっと好きらしい
意外と一途やな、あいつ
『にーやんさんっ！おはようございます！！』
新山と仲がいいからか、俺らと話すときとはテンションがちょっと違う
新「にーやんさんじゃなくて、士彦って呼んで？」
『う〜ん…考えときます笑』
新「あと、俺のほうが年下なんやし、タメで話してや」
『それも、考えときます笑』
新「…いつもそうやって言うやんかぁ〜……」
『はいはい、寒いし、早く中入ってください』
新「…はぁーい」
「おー、新山」
新「…全部聞いてたんですか」
「またやっとんなぁ〜って思って」
笑って新山の肩を叩く
新「……全然、なびかないんですよ」
悲しそうな顔をする
「…鈍感そうやもんなぁ…」
新「…そうなんですよねぇ〜〜〜〜〜…」
「…落とせるかなぁ」
新「落とせるかなぁやないねん！強い気持ちで落とすねん！！」
「おー笑。頑張れよ」
新「……はい」
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まなか(プロフ) - こんぺいとうさん» ありがとうございます！！4作も？！？！？！めちゃめちゃ嬉しいです！1つでも奇跡なのに…！ありがとうございます。4作ともぜひ最後まで見ていただければと思います。ちょびちょび更新ですが、よろしくお願いします！！ (2020年5月17日 13時) (
レス) id: c2e22e06fc (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。今回の更新で私が更新を楽しみにしている作品4つが全てまなかさんの作品だと気づき興奮してコメントさせていただきました。まさかおなじ作者様だとは思っていなくて！笑これからも楽しみにしています。大学生活楽しんでください! (2020年5月13日 1時) (レス) id: ca7d6d08ba (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - ハンナさん» ありがとうございます！これからちょいちょい更新していこうと思ってます！！どうか最後までよろしくお願いします(*^_^*) (2020年3月23日 9時) (レス) id: 25dc032f5d (このIDを非表示/違反報告)
ハンナ(プロフ) - おめでとうございます☆まなかちゃんの大切な時期、ゆっくりと…こちらもゆっくり楽しみにしてます (2020年2月29日 0時) (レス) id: 9d1b7de85f (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - ハンナさん» ひえええ。嬉しいです！ありがとうございます！！ご迷惑おかけします、頑張ります！ (2020年2月1日 0時) (レス) id: 25dc032f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなか | 作成日時：2019年12月31日 21時
