胸、出てきました。8【H S J】 (ページ49)

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大貴side

知念が運ばれてから数日、やっと我が家の天使の一人が帰ってきた

薮くんによると病院で泣いてたらしいけど……今は大丈夫そうだな

侑「ただいま…」

「おかえり！！」

知念は控えめにもニコッと笑って、まず裕翔に抱きしめられていた

それからソファに座り、みんなで周りを囲んだ

裕「はぁ、寂しかった…」

圭「二人とも無事で良かったよ…」

侑「うん…この子は僕がちゃんと守るの」

慧「知念なら大丈夫だよ。筋肉ムキムキの山田もいるしね～」

涼「おう。鍛えといて良かった」

大「なら俺も鍛えなきゃな」

涼「お前はもう手遅れだ」

大「あぁ！？全然手遅れじゃないし！！」

そしてまた俺と山田の言い合いが始まり、みんながニコニコして見てくる

もう慣れたよこれにも。どこか心地よくて安心するやりとり

光「とりあえず侑介くん達と遊んでやってよ」

侑「そうだねっ。……って、寝てるのか」

薮「ママがいないって二人とも大泣きだったよ…笑」

雄「山田が帰ってきてもパパ嫌ーって、な！山田！」

涼「それを言うな！最終的に俺に抱きついて寝てたから！」

やっぱり小さい二人にはママという存在は大きかったみたい

出産の時とかどうなるんだろう、でもその時には成長してるかもね

なんて思ってると車のおもちゃで遊んでいた二人が来た

優「…ぁ、！ゆぅいちゃ！」

侑「んふふ、優くん久しぶり～」

優「キャハハ！ぶぃー！」

翔「かけぅもぉ！」

侑「翔くんも久しぶりだねぇ～。って、この服カッコいいね？」

翔「ぁい！ぱぱ、！」

侑「ふふ、パパに買ってもらったんだ！」

いつしかあんなに人見知りだった知念も子供とのコミュニケーションが上手くなっていた

そしてこの好かれっぷりはやっぱり知念が良い人だから

慧「知念ちゃんモテモテ」

涼「あの二人も侑李の可愛さが分かるのか…。よく出来た子だ…」

大「ずーっといつまででもJUMPの姫だしな笑」

裕「でもあんなにママらしくなっちゃって…」

圭「子供ってすごいね」

みんな知念の成長を見て、感心していた

なんか命って重いんだな～なんて。今更思ったよ