胸、出てきました。8【H S J】 (ページ35)

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侑李side

涼「侑李すげぇ可愛い」

侑「ほんと？なら買っちゃおうかな」

今ね、久しぶりに涼介と二人でデートしてるの

妊婦さん用の服を調達してるところで、やっぱ涼介は可愛いって言ってくれる

涼「お前何着ても可愛いわ」

侑「僕が可愛いから？」

涼「そりゃそーだろ」

と言って、お会計をしてくれる。なんか最近優しいよねぇ。いつもだけど…

そして買い物が終わっていろいろデパート内を歩き回る

しかし、まだ三ヶ月の為つわりが落ちついていなかった

こんな時に来たのも悪いけど…。あぁ、気持ち悪い…

涼「…侑李…？どうしたの？気分悪いか？」

侑「コクリ))…ごめっ…」

涼「良いから、ここ座ろう」

人通りの少ない道のベンチに座った

そして涼介は少し離れた自動販売機で水を買ってきてくれるという

それからボーッとして耐えているといきなり知らない人に手を引っ張られた

黒ずくめで、顔が見えない

侑「やだっ…はなしてっ…」

「…黙れ」

侑「ねぇっ…ほんとっ、やめてっ…！」

到底小さい僕の力じゃこの人に敵わなかった

また連れ去られるのかな、そう思っているとやっぱり僕のヒーローが来てくれた

涼「おい、そいつ離せ。警察呼ぶぞ」

「っっ、チッ……」

僕とその人の手を離してくれ、僕の前に立ってくれた

意外にも何もせず離れていく犯人

そして涼介は僕の手を握ってくれた

涼「大丈夫か？何もされてない？」

侑「うん…。…っっ、はぁっ…ぅ、…」

涼「！！っおぉっ……気分悪いよな…ほら、水飲んで」

あーあ、…迷惑かけてばかり

でも、僕は頼るって決めたから

涼「やっぱみんな侑李を見る目あるよな」

侑「…なにいってんの…こわかったよ…」

涼「俺がいるから、な。心配すんな」

嬉しい。僕涼介じゃなきゃダメみたいだね…