胸、出てきました。8【H S J】

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慧side




次の日の朝、まぁ予想通り俺らは女の子に戻ってました

昨日の体の軽さが嘘のように、今日は朝から重くて怠い

そして微熱のような温度が一定に続いてるから病院にも行く気がしない



そして、最近始まったのは優と翔のイヤイヤ期

翔はまだしも優が本当に何もしない。オモチャも片付けないし、おやつも勝手に食べる

これには俺も怒らなきゃって言う感情も芽生えるよ





慧「優、そんなに散らかしたらダメでしょ？ママと片付けよ？」

優「ゆぅいやぁっ！ママ、してっ！」

慧「優が散らかしたから、優がしなきゃいけないの」

優「ゆぅやんなぃっ」





むすーっとしてカーペットに寝っ転がってしまった

はぁ、大変だな…

そう思ってると大ちゃんが来てくれた






大「こら優！ママ困らせたらダメだろ？パパと約束したじゃん！」

優「…やなのっ、！」



《ガンッ…》



大「！！、伊野ちゃん…！」





そろそろやられるとは思ってたけど痛いな…

結構固めの車のおもちゃを投げられ、見事におでこに当たった。あ、血出てる…



止血のため救急箱のところに行った。しかし






大「優、ママ怪我したんだよ。優のせいで」

優「…」

大「そういう時どうするの。パパ教えたよね」

優「…ゆぅ、わりゅくないっ…」

大「悪い事して謝れない子はパパもママも嫌いだよ。ちゃんと謝るまでおもちゃ禁止だから」






…離れたところで消毒してたんだけど、大ちゃん本気で怒ってる

おもちゃを高い棚にあげて、優は泣いてしまった





涼「…喧嘩か？」

慧「まぁ。大ちゃん怒ってくれて。優が泣いたんだ」

涼「…やるじゃん大ちゃん。パパっぽい」

慧「ちゃんとパパだから」

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