胸、出てきました。8【H S J】 (ページ17)

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慧side

四六時中気分が悪い程最悪なことは無い

赤ちゃんがいるのは嬉しいけど…つわりは本当に泣きたいよ

優「まぁまっ…！こぇ、あけりゅ、」

慧「んー…優、これおやつの時間ね…？」

優「やっ、！あけりゅ、」

慧「優、ダメなものはダメだよ」

優「…ゃぁっ！！たべりゅ！！」

なんて食いしん坊なんだ…それに頑固…

まだ３時じゃ無いからおやつはダメだし…

と、気分が悪い上に不機嫌になった優の相手はキツかったりもする

侑「伊野ちゃん？大丈夫？」

慧「…うん、大丈夫」

侑「…じゃないでしょ。顔色悪いから寝てなよ？僕が優くん見ててあげるから」

天使か、妖精か、女神か、…知念のお言葉に甘えてソファに戻った

キツイ…吐きたいけど吐けないこのもどかしさが大嫌い

すると、翔を寝かしつけた大ちゃんが戻ってきた

大「伊野ちゃん大丈夫？」

慧「…だいちゃ…おれ…もうむり…」

大「辛いなあ…。一ヶ月頑張れば治るから、な！俺が一緒にいる」

慧「…だいちゃ…」

大「大丈夫大丈夫。頑張ろう」

体を起こしてぎゅっと抱きついた

暖かくて落ち着く匂いで、とても安心した

涼「優君ー、お菓子は後な？」

優「…やぁ…」

涼「じゃあジュース飲むか！優君これ好きだろ！」

優「…！しゅきぃ…！」

涼「ふふ、はいどうぞ」

近くで優を見てくれてる山田と知念の声が聞こえてくる

二人にも迷惑だよな…。早く治れ…

侑介「ままぁ、ぱぱぁ…ゆぅしゅけの…」

侑「ふふ、寂しかったの？ママは侑介のだよ？」

侑介「ぅう、…ゆうくぅ、の…ちあう…」

涼「侑介可愛いなぁ笑優君にもママもパパもいるから、な？」

侑介「…ぁい」

侑花「…ぁっこぉ、ゆぅや…」

雄「お、いいぞ。おいで？」

侑花「…あぃがと…」

雄「可愛いな…」