胸、出てきました。8【H S J】

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侑李side





今日の朝聞いたんだ、伊野ちゃんの事。僕もびっくりだよ

妊娠してると良いけど…とりあえずお話でもしよう





侑「伊野ちゃん〜？朝ごはん食べないの？」

慧「え、…ああ…ダイエットしてるの…」

侑「細いのに…？」





と、ソファに二人で座る

でもダイエットって嘘だと思う…。気分悪いのかな

そう思いつつも少しずつ探りを入れることに。そーだなあ……あ、！これだ！





侑「そーいえば伊野ちゃんさあ、三人目って欲しい？」

慧「ほぇっ！？……えっ、…三人目……。大ちゃんが良いなら…」





この反応…きっと自分で妊娠の事分かってるはず

そして、大貴がいいならってのは本音だろう…





侑「涼介から聞いたけど…大貴三人目欲しいって言ってたみたいだよ？」

慧「ほ、ほんとに…？」

侑「うん。ふふ、考える気にでもなったの？」

慧「え、…あ……知念……あのさ………」

侑「うん」




慧「俺、実は________っっ……！う''っっ……！」





びっくりした…。いきなり口元押さえるんだから…

隠さなくていいのに…





侑「トイレ行こっか？」

慧「……っっ……ごめっ…」









_________そして少量戻した伊野ちゃんはうがいをして、ボーッとしていた







侑「さっきの話、何？」





慧「……あ…。俺ね…実は、………妊娠してたの………」





侑「………ふふ、それ、一番に報告するの僕でいいの？もっと大事な人いるでしょ？」

慧「…怖くて……。もし、望んでなかったらって思うと…言えなかった…」

侑「そんなわけ無いでしょ？おめでとう、伊野ちゃん」

慧「う、うん…。もしかして知念気づいてた…？」

侑「ううん。昨日大貴からの話を涼介に聞いたの。伊野ちゃん妊娠してるかもって」

慧「……大ちゃん気づいてたんだ…」

侑「バカみたいに心配してたらしいよ？大丈夫、大貴も三人目欲しいって」

慧「……良かったっ…」







ブワッと涙が溢れる伊野ちゃんの目

やっぱり言うの怖かったんだね。僕も分かるよその気持ち




でも大貴の気持ちも分かったし、早く報告しなきゃね

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