胸、出てきました。3【H S J】

7 ページ7

大貴side





大「我慢すんなよ。いつも知念に言ってることお前ができてねーじゃん」





ただ俺は山田に無理をして欲しくなくて言った

けど今の山田は弱ってるのか、目がうるうるしてきてる

ヤバ、言い過ぎたかな…





雄「有岡君は怒ってるんじゃなくて心配してるから、な？」

涼「こくっ))」




クッションに抱きついて顔が見えない

けど絶対泣いてる。俺が泣かせてしまった





大「…ごめん、言い方怖かったよね…。ごめんな」





頭を撫でて、謝った。そうしたらクッションからピョコンと見えた綺麗な顔





涼「…俺が悪い…。体調管理できてなかった…」

雄「どこまでバカなんだよ。悪いのはそこじゃない。我慢するなってとこ」




涼「…ちねんに、…心配かけたくない…」





確かに知念は山田がいないとダメ。寂しい思いもさせるかもしれない





大「でもいきなり倒れて病院に運ばれてみろよ。その方が知念は心配するよ」

涼「…ん、…」

大「だから無理するな。早く治そうな」





冷えピタをおでこに貼って、体温計を脇に挟む

そんな山田がふいにも可愛いと感じる←






雄「お、鳴った。……って、38,2もあるんだけど」

涼「大したことない…」

雄「あるわ！よし、一応風邪薬飲んどこう。下がらなかったら病院だから」

涼「意地でも下げてやるよ…」






なんて言ってる山田は病院が大嫌い



でもこれが知念や伊野ちゃんに移れば大変だ…

8→←6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す