胸、出てきました。3【H S J】

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慧side





大ちゃんの次にお風呂に入り、今出たところ

いつもならおかえり！って元気な声が聞こえてくるのに何もない

シーンとしたベッドのあるところに行った。すると、机に紺色のケースと…





『Merry Xmas』




そう書かれたメッセージカードがあった


と、その時。クローゼットから大ちゃんが出てきて





大「メリークリスマス！！これ、サイズ合うかわからないけど…」


慧「……え、指輪……」





俺の薬指にはめてくれた。キラキラ光る綺麗な指輪

サイズを心配してたみたいだけど、ピッタリ合う





大「これだけはしておきたいなって思って」

慧「…そんな、嬉しい…」

大「俺のお嫁さんになってくれてありがとう。これからも伊野ちゃんの隣にいたいです」

慧「っっ、勿論だよっ…。ありがとうっ…」





嬉しさと驚きに涙が止まらなくなった

それを指で拭き取ってくれ抱きしめられた





大「泣いてくれるなんて思ってなかったよ。ありがとう」

慧「…俺何もしてないっ…」

大「俺との子供産んでくれる、伊野ちゃんが側に居てくれるだけで幸せだよ」





優しさに満ち溢れた人なんだって思った


そして大ちゃんの左手にも同じ光るものがしてあった





慧「おなじ…」

大「うん！サイズ合ってて良かった！」





と。ニコニコ笑う彼



こんな時間が俺は大好きで、幸せになれる_____

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