胸、出てきました。3【H S J】

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慧side




顔を真っ赤にして涙目の知念。さいっこうに可愛い

山田いつもこんな気持ちだったんだ





慧「寝れないね…」

侑「うう、…はぁ、…」

慧「大丈夫…？お水飲む？」

侑「ふるふる))」





ソファで俺の手を弱々しく握ってひたすら怠さに耐えている

なんとも言えない辛さがあるらしく特別どこが辛いとかは無いらしい

知念体弱いからね…頑張ってるな…




すると、ポンポンと腕を叩かれた




侑「いのちゃ…」

慧「ん？」



侑「っ…はきそう…」



慧「え、！？ちょ、ちょっとまってね！」




よく見ると顔色が悪くなってる。やっば、なんで俺気づかなかったんだよ！

と、自分を叱りつつ洗面器に袋を被せて持ってきた





慧「ん、辛いの出しちゃいな？」

侑「…やぁ……きたない、…。んんう、…」

慧「バカ、俺のことは気にしないで」





そういったけどなかなか吐かない知念

仕方なく背中を強めにさすった





慧「ごめんね、…」





侑「うええ、…おぇっ…。けほけほっ、…」

慧「よしよし、大丈夫だよ」

侑「おぇっ…ん、はぁ……」

慧「…おお、…大丈夫…？」





ぐったりと倒れこんできたのを支えて、うがいをさした

そしてソファに寝かせて毛布をかける





慧「頑張ったね。寝てていいよ」

侑「…ぅん…」





それから俺は洗面器を片付けて、知念に新しい冷えピタを貼ってあげた





慧「もうすぐみんな帰ってくるよ。山田も早く帰ってくるって」

侑「そ、か…。いのちゃっ…ありがとう…」

慧「いえいえ」






そんな頃には目を瞑っていた

長い睫毛が目立つ寝顔はとても可愛い

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