胸、出てきました。3【H S J】

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大貴side





俺らは赤ちゃんのおもちゃ売り場へ！





慧「これはー？ずっと回ってるよ〜」

大「ええ、そんなのあるんだ！」





赤ちゃんが寝てる上で回る動物達

触ったら音が出る優れもの。最近は凄いね…！





慧「あ、猫のぬいぐるみ買う！」

大「小さくていいね！可愛い！」

慧「んふふ、はじめてのプレゼントだね〜」

大「ほんとだ！たくさん買ってあげなきゃ！」





誕生日、だからね。生まれたその日に猫のぬいぐるみ見せてあげよう！

なんて先のことを考えるとワクワクする！





慧「…はあ、…」





でも、さっきから立ったりしゃがんだりしてるから伊野ちゃん結構キツそう…

お腹も大きいから重いらしいし…





大「…大丈夫…？もうお会計しよっか」

慧「ううん、平気平気…」

大「もう、無理はダメ。はい、座ってて！」

慧「ありがとう…」





出来るだけパパッとお会計を済ませなきゃ




そしてふと見た店内のソファに座ってる伊野ちゃん。もうどこからどう見ても妊婦さんだな…





大「ありがとうございます！」





そして赤ちゃんの遊び道具を買って伊野ちゃんの所へ





慧「やっぱお腹大きいと大変だね…」

大「ねっ。良くなるまで休もっか。あとちゃんとぬいぐるみラッピングしてもらった！」

慧「ふふ、ほんとだ…笑可愛いね〜」

大「開けるのはあと4カ月後くらいか…。早いね」

慧「うん。あっという間だよ。…俺ちゃんと産めるかな…？」





そうだ。産むってことは経験したことのない痛みに耐えなければいけない

伊野ちゃんを支えるのは俺。俺が不安になったら伊野ちゃんはさらに不安だから






大「大丈夫だよ。一緒に頑張ろうな」

慧「ずっとそばにいてね…？」

大「うん、絶対。」






不安もワクワクも同時に襲ってくるんだろうな

ああ…出産ってすげぇ…

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