胸、出てきました。【H S J】 (ページ27)

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侑李side

目が覚めた頃、時計を見ると朝の六時

自分の部屋で育ててるサボテンに水をやってリビングに行った

サボテン可愛いから育ててるの

ガチャ

リビングには涼介一人

涼「おはよ。早いね」

侑「うん。なんか目が覚めちゃった」

と言ってテレビの前のソファに座って、ボーッと天気予報を見る

涼介も朝ご飯作るからこんなに早く起きてるんだ…

侑「今日のご飯なーに？」

涼「今日はご飯炊き忘れたからフレンチトースト」

侑「ほんとっ！？やったぁ～♪」

もともと甘いものには興味なかったけど

女の子になってからすごい好きになってね。ふふ、美味しいよね

侑「僕も手伝う！」

涼「おう、いいよ。おいで？」

キッチンに行くとひかの少し大きいエプロンを付けてくれた

でも手伝うって言っても料理できないし…

侑「何したらいい？」

涼「うーん……なら、卵割ってくれる？」

侑「分かった！」

冷蔵庫から卵を出して、ボウルに割って入れる

でもなかなか上手くできない

侑「…涼介、できない…」

涼「ん？ああ、卵はここに当てれば割れるよ」

コンコン

侑「…できた！涼介ありがとう♪」

そう言い、僕が振り向こうとした時

後ろからギュッと抱きしめられた

何が何だか分からなくて照れることしかできない僕

侑「ど、どうしたの…？」

涼「…。俺、好きになった」

侑「…フレンチトーストが…？」

涼「ちげーよ。知念のこと」

・・・・・・。

侑「へっっ……！？」

涼「…前から知念が女の子だったら絶対惚れてるって思ってて

…その通り、好きになってた。

知念、俺と付き合ってください」

…………つ、付き合う…

ゆっくり振り返ると涼介は耳を赤くし、真剣な目だった

そんなの………

侑「僕も…好きっ。…よろしくお願いします…///」

良いに決まってる

涼「ほんと…？」

侑「こくっ))」

涼「良かった。超嬉しいっ！」

今度は正面からさっきよりも強く抱きしめられた

神様、僕は今……世界一幸せです。