猟師 ページ35
赤ずきんが狼に食べられた後、猟師によって狼のお腹から助けだされた。だけど私たちのシナリオには猟師は出てこない。はずだった。
「どうも、ショッピっす。狼どこっすかね。」
『お、狼…ですか？』
違う、なんか想像してたのと違う。もっと大人の人と思ってた。若くても40後半のおじいちゃまかなと思ってた。明らかに背中に銃を背負ったこの人、私より年下だぁぁぁ！！！若いっていいな。
『狼は森の中だと…。』
sho「そうっすよね。掟って破っていいと思います？」
よかった。この少年私の家に狼が居ること知らない。
『それにここら辺は危ないよ？暗くならないうちに帰らないと、ね？』
sho「子供扱いしてるでしょ。」
あははー。そういって誤魔化すけど少年だよね君？？
『それじゃ、お姉さん忙しいかｒ』
sho「じゃぁ手っ取り早くこの家の狼殺しますわ。」
『えっ』
閉めかけた扉をこじ開け私を突き飛ばす。
『っ、ちょっと！何してるのよ！！』
sho「狼さん狼さん、出ておいで。」
『って聞いてる！！？？』
あんのクソガキ！幸いゾムさんはまだ帰ってきてないけど人の家を歩き回るなって！！
sho「狼絶対殺すマンなんで自分。」
『狼はいないっつの！！早く出ていきなさいよっ』
sho「居るんでしょ？大好きな大好きな狼が。」
『〜〜〜〜っ、あんたねぇ！！』
zm「えっ？」
なんてタイミングが悪いのだ。私とこの、えーと、ショッピ君？と胸ぐらを掴みあう喧嘩になっているときにこの狼が帰ってきたのだ。
zm「ちょちょちょっと待って！？えっ！？浮気！！？？」
ゾムさんは脳内お花畑だった。さすがの赤ずきんでも摘みにいかんぞ。この状況をどうみて浮気ととれる？？
『あ〜めんどくさい奴が帰ってきた…。』
zm「えっ？ちょっとブラックAちゃん出てきちゃってるねぇねぇね」
sho「み〜〜つけた。」
私を放したと同時に素早く、見惚れるほど綺麗な動作で銃を構えた。
『…オーマイガー。ストップストップ！！ちょっと！！』
sho「ちょっと黙ってください。Aさんには手を出さないよう言われてるんで。」
いやいや君私の胸ぐら掴んだよね？殴ろうとしてたよね？お？てか誰にそんなこと
パァン！！
『え』
zm「ぐっ」
『ゾムさん！！！』
けたたましい音とともに倒れ込むゾムさん。肩から出血が。
『やめてよ、』
sho「狼は害しかないっすよ。」
そういって再び銃口を向けたとき。
sho「あー、っす。はい。」
耳を抑え通話している。
sho「じゃっ。」
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ゆい - この、物語をつくっていただき、ありがとうございます。この一言に尽きます。 (2020年7月27日 22時) (
レス) id: 63830571c3 (このIDを非表示/違反報告)
や〜神(プロフ) - まじで泣いた。素敵な作品ありがとうごさいました。 (2019年5月13日 12時) (レス) id: 73f7a8851f (このIDを非表示/違反報告)
眠猫(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます！！感想を頂いて、久しぶりにこちらも見返して、時が経つのは早いなと実感しました…。連載中の物もありますのでよろしければそちらもどうぞ！！ (2018年12月23日 19時) (レス) id: 6df2bbbd20 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 作者さん何でこんなに泣かしてくれるんですか本当に感動しました。ありがとうございます (2018年12月23日 13時) (レス) id: 41f91518d5 (このIDを非表示/違反報告)
猫うどん(プロフ) - 眠猫さん» ありがとうございます！！もちろんです！ (2018年9月7日 22時) (レス) id: b69debf442 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@眠猫。 | 作成日時：2018年4月30日 16時
