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『相手を疲れさせ、その上能力を解析して自分のものにする』……。

つまり、よくある言い方でいうところの『コピー能力』みたいなもんかぁ。

ひとり、リビングに取り残されたぼくは、頭の中を整理する。

で、ぼくにそんな力があるって勘付かれるとまずい、と。だから鮎川を潰そ☆ってことに……。

なんか、鮎川くんに悪いなぁ。

「なぁにが『鮎川くんに悪いなぁ』だ??アイツ、ムカつくだろっ」

いつの間に上着を手にしたレンが戻ってきていた。

今、めっちゃ私情挟んでませんでした??

なんだか鮎川くんのことになると、レンがすごく子供っぽく見えてくる。

「何ぼーっとしてるんだ?行くよ」

雑に上着を投げてよこし、これまた乱暴にドアを開ける。

じょ、情緒不安定ってヤツかなぁ……??

ココはだまってついていくのが無難かも……。


・・・★・・・


ピーンポーン。

レンが、イライラした様子でベルを鳴らす。

相当怒ってるな、これ……。

そして、ドアの開く乾いた音がして。

「なんだよ……。ってあぁ??」

眼の前に死霊のごとく立ち尽くしているぼくたちを見て、いぶかしげな声を上げる。

「てめぇ……。何の用だ??」

明らかに『帰れ』と言いたげなオーラ全開で問いかけてくる。

「少し、話がある」

意外にも落ち着いて会話してる。

「なんだよ。話って」

「すぐに終わる。だから、」

と、次の瞬間。














「……死にたく無けりゃ、尻尾出しやがれ」














ゴッ!!!!!!!!!!!

音がした。直後に、バキバキと嫌な音を立てて氷柱が立ち上がる。

な、な、な、




「なにこれえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」

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設定タグ:入れ替わり , コメディ , 異世界   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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愨狼(プロフ) - i7Dada1aさん» そんな感じですー!今後色々新情報が更新するかもです……!あ、でも「二人の死神」の方はi7Dadalaさんの好きな感じで書いていただいて全然OKです!!(●´ω`●) (2022年4月5日 8時) (レス) id: d53f4adb47 (このIDを非表示/違反報告)
i7Dada1a(プロフ) - 二人の死神を読んでくださり、ありがとうございます。26話→なるほど。悪魔をグーとするなら、神はチョキ、能力者はパーですネ。 (2022年4月4日 19時) (レス) @page27 id: 8b625a5a7f (このIDを非表示/違反報告)
愨狼(プロフ) - i7Dada1aさん» ありがとうございます!見に行きますー (2022年4月4日 16時) (レス) id: d53f4adb47 (このIDを非表示/違反報告)
i7Dada1a(プロフ) - 書きました。タイトルは「二人の死神」です。 (2022年4月4日 15時) (レス) id: 8b625a5a7f (このIDを非表示/違反報告)
愨狼(プロフ) - i7Dada1aさん» いいですよー(≧∇≦)bi7Dadalaさんの死神さんも知りたいです! (2022年4月4日 9時) (レス) id: d53f4adb47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愨狼 | 作者ホームページ:ふめー  
作成日時:2020年11月30日 16時

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