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2 病院にて ページ2

「は……?」

目を開けると、無機質な天井が見えた。

「あっ!白神くん、意識戻りましたね!」

すんごい嬉しそうな声。

逆に怖いんですけど。

「いやぁ、良かったです!あ、お見舞いに来ていらっしゃる方が……」

さささぁーっと看護師さんが部屋から出ていく。

はぁ?急展開すぎて状況が把握できないんだけど!?

ココに一人で残されるのか……と思ったが、看護師さんといれかわりで誰かが入ってきた。

「あ」

「?」

思わず声を上げると、不思議そうにこちらを覗いた。

入ってきたのは、同じ年頃の子だった。

帽子を深めに被っている。

「えーっと、」

その子は、少し迷ってから、こう言った。

「白神 保、だよね?」

透き通った声だった。

「いえ、違いますけど」

ぼくは即答した。

「やっ……ぱり……」

凄く、凄ーく小さい声だったけれど、ハッキリ聞こえた。

「んじゃ、自己紹介しなきゃ駄目か」

抑揚の少ない声で彼は帽子をとった。

3 彼が司るモノ→←1 プロローグ



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設定タグ:入れ替わり , コメディ , 異世界   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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愨狼(プロフ) - i7Dada1aさん» そんな感じですー!今後色々新情報が更新するかもです……!あ、でも「二人の死神」の方はi7Dadalaさんの好きな感じで書いていただいて全然OKです!!(●´ω`●) (2022年4月5日 8時) (レス) id: d53f4adb47 (このIDを非表示/違反報告)
i7Dada1a(プロフ) - 二人の死神を読んでくださり、ありがとうございます。26話→なるほど。悪魔をグーとするなら、神はチョキ、能力者はパーですネ。 (2022年4月4日 19時) (レス) @page27 id: 8b625a5a7f (このIDを非表示/違反報告)
愨狼(プロフ) - i7Dada1aさん» ありがとうございます!見に行きますー (2022年4月4日 16時) (レス) id: d53f4adb47 (このIDを非表示/違反報告)
i7Dada1a(プロフ) - 書きました。タイトルは「二人の死神」です。 (2022年4月4日 15時) (レス) id: 8b625a5a7f (このIDを非表示/違反報告)
愨狼(プロフ) - i7Dada1aさん» いいですよー(≧∇≦)bi7Dadalaさんの死神さんも知りたいです! (2022年4月4日 9時) (レス) id: d53f4adb47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愨狼 | 作者ホームページ:ふめー  
作成日時:2020年11月30日 16時

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