私が乱藤四郎役でらぶフェスに出る件について

今剣×乱藤四郎×岩融 ページ14

佐伯視点ー

峻也の提案で始まった接触作戦。
面白そうだとは思うが…

佐伯「はぁぁ〜…」
大平「大地？どうしたの、ため息ついて」
佐伯「いや、なんて言うか…」
大平「あ、分かった！
大地、緊張してるんでしょ〜？」

峻也に図星を突かれ一瞬黙ってしまった。
いや、だって誰だって緊張するだろ？
普段、コミュニケーション障害酷くて隠れちゃうんだよ？Aちゃん。
それが、コミュニケーション取り放題になったら
何話そうかとか考えて緊張するだろ！？

峻也「大丈夫だって！
役になりきって話せば何とかなるよ！」

隣の峻也は余裕のドヤ顔
くそぅ、１回共演したからなのか！？
その時【ガチャ】とドアが開きひょこっと顔を覗かせたAちゃんの姿

A『あ！今剣ちゃんと、岩融さんだぁ！』
大平「こんにちは、乱ちゃん！」
佐伯「おお！乱か！」
A『今いろんな人達に会いに行ってて、ここに来てみたら今剣ちゃんと岩融さんがいたの！』
A『ねぇねぇ！二人とも一緒にあそぼう？』
大平「たのしそうですね！
なにしますか？おにごっこします？それともかくれんぼ？」
A『ん〜…どっちも楽しいから両方やりたいなぁ…！』
佐伯「遊ぶのもいいが、乱よ。
他の者にはもう会ったのか？
会うのは俺たちで最後か？」

俺が尋ねると、Aちゃんは少し考える素振りを取り慌てだした。

A『あ！そうだった！
他のみんなに会わないといけないんだった！』
大平「乱ちゃん、あとであそびましょうね！」
A『うん！約束ね！』

大平視点ー

Aちゃんが、去っていったから静かになったスタジオ。
ふと隣の大地を見ると…

佐伯「……なぁ、峻也」

と、変な間を空けて僕を呼んだからどうしたのか聞いたら

佐伯「俺、油断して危うく頭撫でそうになった…！！」
大平「それ分かる。僕、前に共演したことあったけど、Aちゃん、その時は不良少年の役だったから可愛いとかって感覚あんまりなくて。
でも今回の乱ちゃんは反則だね…！
僕も危うくAちゃんって呼びそうになっちゃったもん(笑)」

大地と笑いあってふと思い出す

大平＆佐伯『電話！！』

慌てて流司に電話をする

大平「連絡遅れてごめん！
Aちゃん、さっきそっちに行ったよ！」
佐藤「OK〜(*`･ω･)ゞ」

みんな、なんとしてもこのミッション
せいこうさせますよ！

※次は加州清光！

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