私が乱藤四郎役でらぶフェスに出る件について

虎徹組×乱藤四郎×和泉守兼定 ページ16

有澤視点ー

いよいよ、俺達の番…

伊万里「なんか緊張すんな…」
高橋「……俺も。」
有澤「今日の顔合わせの時、オドオドしてめちゃくちゃ怯えてたからなぁ…」

俺も二人と同じで半信半疑な所はある。
机の下に隠れたり、見知った人を盾にしてたくらいだし…

3人『コミュニケーション、本当に取れるのかな…？』

俺達が不安を抱え呟いたその時
バーンと口で効果音を付けながら勢いよくドアを開けて入ってきたAちゃん。

伊万里「(コソッ)いよいよか…」
高橋「(コソッ)贋作、足を引っ張るなよ。」
有澤「(コソッ)やるしかねぇよな！」

3人で役になりきりつつ、ヒソヒソと話していると
俺達の名前を呼びながら近づいてきたAちゃん。
これは…

3人『可愛い…！！』
A『…？
ふふっ、ありがとう♡』

と、ここである事に気づいた俺。
慌てて虎徹組を呼ぶ

A『ねぇねぇ、なんの話〜？』

と近づいてくるAちゃんを待たせ、円陣を組み
俺は話し出した。

有澤「(コソッ)なぁ、二人とも気づいたか？」
高橋「何が。というか和泉守、腕をどけろ」
有澤「目線だよ！」
伊万里「…目線…？」
有澤「そう！Aちゃん話すじゃん？
目線見てみ？
上目遣いになってんの！」
伊万里「へぇ…」
高橋「それは…」
虎徹組『可愛いな(ね)』
有澤「だろ！？
俺からは以上！」

そして俺達が元の定位置に戻ると

A『もー！
待ちくたびれたよ！』
有澤『すまねぇ！
あーっと、そろそろ行かねぇとだよな？』
A『わっ、本当だ！
…でも、もうちょっとお話してたいなぁ…』
伊万里「また後で俺達の元に来れば良い！」
高橋「贋作にしてはいい案だな。
だが、俺も同意見だ」
有澤「あぁ、俺もだ！
また後で話そうじゃねぇか！」


高橋視点ー

慌ただしく去ったAちゃんを可愛いなぁと思いながら見送りつつ次の人に電話をかける

高橋「いま、Aちゃん、そっちに行ったよ」
高野「了解です！兄者、こちらに乱殿が向かっているそうだ！！」
三浦「始まるんだね…
僕らも頑張らないとだね
えーっと…」
高野「膝丸だ！」

このまま最後まで行けばいいけど…

※次は、源氏の兄弟刀です！

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