0117birthday→佐藤流司 ページ2
A視点ー
今日1月17日は流司くんの誕生日!
一応、プレゼントは持ってきたけど…
A「いざ渡すとなると緊張するなぁ…」
渡すのは稽古終わりでいっか!
〜稽古終了〜
茅野「じゃあ、今日の稽古はここまで!」
全員『お疲れさまでした!』
そう言って皆さんと一緒に帰り支度をしていたのに…
気づいたら、稽古場には私と流司くんしかいなかった。
二人きりでも緊張するなぁ…。
そうだ!
乱ちゃんっぽく渡せば、役だし緊張しない!
A『流司くん!』
佐藤「Aちゃん?
どうしたの?」
私は後ろ手に隠したプレゼントを差し出す
もちろん、乱ちゃんのまま。
A『今日、流司くんお誕生日でしょ?
だから、はい!
これあげる〜(❁´ω`❁)』
そう言うと、流司くんは黙って私を見つめる
不思議に思い首を傾げると…
A「わっ!?
流司くん…!?」
流司くんに腕を引かれ、後には壁
前には私の横に手をつく流司くん。
所謂、壁ドンである。
壁ドンなんてされた事ないから顔赤いし
心臓の音がうるさい…!!
佐藤「ねぇ、Aちゃん」
A「は、はぃ…」
佐藤「渡すなら、役になって渡しちゃダメだよ?」
バレてた…!!
と思ってたら、不意に流司くんの顔が近づき耳元に。
佐藤「俺は、乱ちゃんからじゃなくて
Aからプレゼントが欲しい」
ち、近い…!
しかも呼び捨て!?
し、心臓によろしくない…///
A「りゅ、流司くん…」
佐藤「なに?」
A「お、お誕生日おめでとう、ございます…!」
そう言ってプレゼントを渡すと、流司くんは満面の笑みでそれを受け取った
佐藤「ありがとう!」
A「あと…」
私は流司くんの耳元に顔を寄せ
A「……好きになっても、いいですか?」
佐藤「っ!
…勿論。これは、お礼ね」
そう言った流司くんと私のクチビルの距離はゼロセンチ
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作者名:楓 | 作成日時:2018年2月4日 23時