個性メドューサ少女Ⅱ【轟焦凍】 (ページ45)

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淀むページ45

その後俺らは鈍器，大手で変装グッツを買ってバレないそうに変装した
そこで偶然見てしまった

「お？雄英じゃん！」

大型スクリーンには頭を下げる校長、相澤先生ブラド先生の姿があった

「＿では先程行われた雄英高校謝罪会見の1部をご覧下さい」

『この度＿我々の不備からヒーロー科1年生27名に被害が及んでしまった事ヒーロー育成の場でありながら敵意への防衛を怠り社会に不安を与えた事謹んでお詫び申し上げます
誠に申し訳ございませんでした』

メディア嫌いの相澤先生が謝罪会見に出ている事が驚きだった

『NHAです。雄英高校は今年に入って4回生徒と敵が接触していますが今回生徒に被害に出るまで各ご家庭にはどのようなご説明をされていたのか又具体的に対策を行ってきたのかおきかせ下さい』

悪者扱い、その言葉がピンと来た

『周辺地域の警備強化、構内の防犯システム再検討"強い姿勢"で生徒の安全を保証する、と説明しておりました』

「は？」

誰か、が呟く

「守れてねーじゃん」

「何言ってんだこいつら」

結果が全て

空気が

淀んていく

先生によると捜査は難航しているらしい
暫く歩くと廃ビルの様な所に着いた
発信機の示す場所らしい
いかにもな場所だ

「敵がいるからといってお2人がいるとは限りません
私達が今どれだけか細い情報でここに立っているか冷静に考えてみて下さい」
「耳郎君や葉隠君のようかスニーク活動に秀でた物はいない
少しでも危険だと判断したらすぐ止めるぞ友であるからこそ警察への通報も辞さんからな！」
飯田、八百万が冷静に言った

「……ありがとう飯田くん
できる範囲でできること…考えよう」

緑谷が久しぶりにブツブツ呟き出した

俺は廃ビルを見上げた

今度こそ、助けられる
そんな甘い考えで、