個性メドューサ少女Ⅱ【轟焦凍】 (ページ5)

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心操ってやつページ5

「だっ誰かぁ…」
騎馬戦の騎馬を皆が着々と決めていく中僕はオロオロとしていた
どんっ、と誰かに見つかる
「うおっ？！え、小桜さんいつの間に」
ぶつかったのは尾白だった
「小桜さんもう決まってたのかと思った…3位だしポイントもいい具合だし」
そうこの騎馬戦は障害物競走の順位によって決まるポイントがある
そのポイントを騎馬の人の合計でハチマキに括りつけそれを取り合うのだ
「いやぁ端っこにいたら決まらなかった…尾白決まった？」
「ううん。」
「じゃあ組もうよ！僕探してくるから後で合流ね！」

「ねぇ君」
僕は一人でいたもじゃもじゃ頭に声をかけた
「お願い…一緒に組んで下さい…」
此奴はA組に宣戦布告しに来た奴だ
「…良いけど。」
「ありがとう！僕の名前は小桜A」
「……俺は心操人使」
「心操宜しくね！」
「……こいつらも居るけど」

後ろを見ると尾白と後B組の奴
「おっ尾白？」
尾白の様子は変でぼーっとしていた
「俺の"個性"」
「……害はないの？」
「まぁ、な」
少し心操が苦い顔をした気がする

ミッドナイトがあと少しで始めるわよと声をかける

「僕が先頭いく。心操は上！尾白は左翼でB組の奴は右翼行って！」

「あ、」
心操が声を出す
「どうしたの？」
「…いや、もういい」
「……？変なの」

解んないけど
「今はポイントを獲るぞ」
目の前に、集中だ

(心操チームが描かれている描写が原作に少なくて作者じゃ表現出来なかったごめんなさい)

『3位鉄て…あれぇ？！オイ！心操チーム!!?』
「やったね心操！尾白！庄田！」
ハイタッチ、と手を差し出すが何故か庄田はぼーっとしたままだった
尾白も様子が可笑しい
「どうしたの尾白、なんか変」
「いや、何でもない、ありがとう」

尾白とタッチして響香とヤオモモと学食に向かう

何で二人とも様子がおかしかったんだろう…？
もしかして……

心操の"個性"の影響？