個性メドューサ少女Ⅱ【轟焦凍】 (ページ13)

今日:7 hit、昨日:3 hit、合計:53,956 hit

結局ページ13

Aside
「はっ！上等だ本気のお前を捩じ伏せる！！」
爆豪も不敵に笑ってまた突進してくる
僕は思いっきり空間を殴る
風圧が起きて爆豪はよろける

頭はキャパに加えてさっきの爆豪の攻撃で痛みが今までの比じゃない
頬は絆創膏が取れて血が溢れ出る

「てめぇそれ！無理してんだろぉ？！」
「なっ？！」
爆豪は手を爆破させながら殴りかかってくる

『爆豪、切島戦で見せたラッシュだ！』

「〜！でも！まだやれる」
気合いで爆豪の鳩尾を狙う

「終わりだ

＿榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)！！」

「＿＿見てるぞ！A！！」

爆豪が突っ込んで来たと思えば僕は吹っ飛んでいた

「小桜さん場外！決勝戦爆豪くん進出ー！」

「父さん…」

立ち上がろうとしても立ち上がれなかった
頭が痛い
かち割れそうだ

「＿＿ハッ？！」
気づけばベットの上に居た
「ハリボーをお食べ」
リカバリーガールが居た
「あ、ありがとうございます…」
取り敢えずグミを食べる
「あ、あの試合ってどうなったんですか？」
「あー今決勝戦があってるかも知れないねぇ」
「えっ？！行かなきゃ」

立ち上がるとがく、と膝を着いた
「な、んで」
「大人しくベットに寝ときんしゃい
キャパオーバーだろうね」
頭には包帯が巻かれていた
体操服はボロボロだった
「でも……焦凍と爆豪の試合…みたいんです」
リカバリーガールはため息をついてカーテンを開けた
そこには中継中の画面があった
「特別に1年の所にしといてやるから大人しくしとくんだね」
「ありがとうございます！」

「榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)！」
まるで人間手榴弾だ。
あんなのくらって生きてたなんて僕凄いなぁ

焦凍が、負けた
結局炎は使ってなかった

「轟くん場外！よって＿
爆豪くんの勝ち！」

『以上全ての競技が終了！！

今年度体育祭1年優勝は＿＿

A組爆豪勝己!!!!』