個性メドューサ少女Ⅱ【轟焦凍】 (ページ12)

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常闇と爆豪ページ12

「START！」

常闇のダークシャドウが飛び出す

「ねー常闇
この黒影も動物として分類されるよね？」
「ペットジャナイヨ！」
「分類されるが何だ！」
掴んでくる

「へーそれはご丁寧にどうも」

ばき

_目を合わせる_

「なっ黒影？！」
「もう黒影は動かない！」

醒めるを使って地面を蹴る
蹴りすぎたのか地面が抉れた
「ありがとね、常闇」

「常闇くん場外！
3回戦進出は小桜さん！！」

『小桜なんだよ！あれか？！ハイブリッドか？！2つ持ちか？』
「だから企業秘密だって」

3回戦は…爆豪かぁ

爆豪？！
えっ？！

3回戦目
「小桜てめぇ…能力全部使うぐらいしてこいや」
「は？」
「俺が目指すのは完膚無きまでの1位だ
本気のお前を捩じ伏せる」
目がまじだ

『爆豪お前女の子とやりすぎじゃねぇ？！』
「START！！」

爆破される
だが僕に向かっては来ない

「煙幕か！」

辛うじて後ろに反応する
「お前！使えやぁ！」
「本当は嫌なんだけどなぁ！」

「盗む！」

これで爆豪が何処にいるかわかり易くなった
「うっ！横ぉ！」
キックの風圧で煙幕を吹き飛ばす
「くそぉキリがねぇなぁ？！」
『小桜爆豪とやり合ってるぞ？！』

左だ！

そう思って左に突進するが
BOMB！
頭に衝撃が来る
「＿＿ッあ！」
盗むが解け、爆豪の居場所が分からなくなる
がく、と膝を付く
「また後ろ！！」
咄嗟に塞ぐがそれでも受けてしまう

「もう、キリがない……なら、使おう……」

「は？てめぇ本気じゃなかったんか？！」
「これを使ったら他の能力使えなくなるから…でもこれが1番だ……！」

「目を醒ませ！！」

轟side
Aの目が今までとは比にならないぐらい真紅に染まる
そして
髪の色は真っ白で光が当たっているところは黄緑に光っていた
左目は真紅色だが右眼は淡いピンク色
泣きぼくろは何かの模様に変わっていた

「いいよ爆豪！ここからが本番だから！！」

頭からは血が出てる
膝は大きく擦りむいている
だけど
それすらも気にしないそうにAは爆豪に立ち向かって言った