0.1話【番外編】「誕生日」 ページ12
私事なんですか…作者今日誕生日でして…なので番外編です
＿＿＿＿
「誕生日おめでとう！」
朝起きてリビングに行くと母から告げられた
「…あ、私か
13歳だなぁ」
「そうよ！今日は焦凍くんと一緒にお祝いするのよ！」
「今年も？毎年悪いなぁ」
「そうかしら？焦凍くん毎回楽しみにしてくれてるわよ」
「なら嬉しいんだけどな」
そう言いながら準備を済ませていく
最後に味噌汁をかきこんでドアを開ける
「行ってきます」
「行ってらっしゃいー」
目の前の豪邸、轟家のチャイムを鳴らす
「「A/ちゃん！」」
3人分の私の名前を呼ぶ声
「「「誕生日おめでとう！！」」」
「焦凍！冬美ちゃん！夏くんまで！！ありがとうー」
兄弟総出で家の外に出てくれる
「Aも13かぁ、背伸びたな」
夏くんが近くに来て言う
「焦凍には負けるよ…去年まで私の方が高かったのに」
「まぁな。あと30cmは伸びる」
…それ180行くじゃん
「じゃあ私もそんぐらい伸びる」
「いいよAちゃんは…ぎゅーって出来なくなるじゃん！」
冬美ちゃんが抱き着いてくる
私は冬美ちゃんの背中に手を回す
「あ姉ちゃん狡い」
夏くんも私に抱き着いてくる
「姉さん、夏兄。もう学校行かないと…」
焦凍が少しムスッとした顔で言う
焦凍皆勤賞だから遅刻嫌なのかな
「あ、そうだね」
「2人とも頑張れよー」
2人に手を振って焦凍と肩を並べて歩く
「…焦凍まだ時間あるよ？」
公園の時計台をみて言う
「…A」
返事をする前に重みが体に乗っかった
焦凍が私を抱き締めた
「…焦凍！？」
「姉さんと夏兄だけずりぃ…俺もこうしたかったのに」
焦凍は不貞腐れた顔をした
だからさっきムスッとしてたのか
「…焦凍はあの2人より一緒にいる時間長いんだから
いつでもやってあげるよ」
そう言うと焦凍の顔がパッと晴れた
「本当か？！」
「うん」
「じゃあさ
来年も再来年も…10年後も20年後もこうしていいか？」
そんな…何年も一緒にいるか分かんないのに
だけど私は
「うん、勿論」
こう答えてしまった
＿＿＿＿
「A」
雄英での寮生活も慣れてきた頃
焦凍が手を広げ近付いてくる
「何？」
…本当は分かっているけどわざとこう答える
「ハグ！今日お前の誕生日だろ？」
この日の焦凍はいつもより甘えてくる
「…わかってるよ、焦凍」
名前を呼ぶと焦凍の顔が嬉しそうになる
「今年も焦凍とこう出来て嬉しいよ」
「俺も
＿A、愛してる」
だけど去年とは違う関係で
＿「私も
世界一愛してるよ」
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月亜(プロフ) - Fantomu∞Rosarioさん» コメントありがとうございます！更新頑張りますね…！！ (2019年10月21日 17時) (
レス) id: 38a0960158 (このIDを非表示/違反報告)
Fantomu∞Rosario - 月亜さんこんばんはFantomu∞Rosarioです！！先程此方の作品を読ませて頂いたところヒロインと焦凍君は幼馴染ですがどんなラブコメになるのか楽しみです♪ヽ(´▽｀)/今後の内容をお待ちしてます(^_^)v (2019年10月20日 23時) (レス) id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月亜 | 作成日時：2019年10月17日 18時
