笑顔を62つ ページ15
あまりに濃密だった前期は幕を閉じ
夏休み
林間合宿当日
「え？A組補習いるの？！つまり赤点とった人がいるって事！？」
B組の物間が凄くめんどくさく絡んでくる
それを拳藤が「ごめんな」と連れて帰った
「…拳藤…憧れる…！」
「でも物間みたいな人と四六時中一緒はヤダな」
「A組のバスはこっちだ席順に並びたまえ！」
飯田はそう言うけど皆がせっかくだしバラバラがいい！と言い出し、先生の合理的に基づいてバラバラに乗り込んだ
「先生ー席が足りません！」
「補助席に乗れ」
「じゃあ私小さいし補助席でいいよ」
葉隠、三奈と一緒にいたので自然に三人一緒に座ることになったが座れず、1番小さい葉隠が補助席に乗ることになった
「ねぇポッキーをちょうだいよ」
「席は立つべからず！べからずなんだ皆！」
そんなこんなではしゃいでいると、1つのパーキングエリアで停車した
「つか何ここ。パーキングじゃなくね？」
周りを見渡せば山、山で建物なんか見当たらない
店どころかトイレも無い
「よーうイレイザー！」
「ご無沙汰してます」
先生が2人の女性に向かって頭を下げた
「煌めく眼でロックオン！」
「キュートにキャットにスティンガー！」
「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ！」」
2人のヒーローコスを身に纏った女性が決めポーズをしている
その横には小さな男の子もいた
緑谷によれば連名事務所を構える4人チームのヒーロー
山岳救助を得意とするベテランチームらしい
「あんたらの宿泊施設はあの山の麓ね」
ヒーローの指さした先はどうみたって1kmは離れてる所だ
…山ってどこの山？
「バス…戻ろうか…な？早く…」
何かを察知した瀬呂が乾いた笑いを零しながらバスを指さした
「今はAM9:30
早ければぁ…12時前後かしらん」
「ダメだ…おい…」
「戻ろう！」
「バスに戻れ！早く！」
三奈と切島と一緒に走りだす
「12時半までに辿り着けなかったキティはお昼抜きね」
「悪いね諸君
合宿はもう始まっている」
突如地面が動き投げ出された
「私有地につき"個性"の使用は自由だよ！
自分の足で施設までおいでませ！この…魔獣の森を抜けて！」
ドラクエみたいな名前だ…行くしかないのか…
歩き出すと、魔獣のような物が現れた
「静まりなさい獣よ下がるのです」
口田が"個性"でそう言うも魔獣は止まらない
「土くれ…！」
そうか！
一切の躊躇なく氷で魔獣を攻撃すると呆気なく崩れ落ちた
案外呆気ないけど…数が尋常じゃない…！
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月亜(プロフ) - あるじゃんさん» 話数がギリギリだったので無理やり終わらせたんです(小声)ですが番外編なども考えていたのでこれからの雄英生活も書いていこうと思います！コメントありがとうございました (2020年4月13日 8時) (
レス) id: 6aa5747d2c (このIDを非表示/違反報告)
あるじゃん(プロフ) - 終わり.....っぽいですかね....?すごく面白かったです！まだまだ原作沿いで轟くんとの雄英生活を見ていきたいです！頑張ってください！ (2020年4月13日 3時) (レス) id: 99f9589e9d (このIDを非表示/違反報告)
いちご - とても面白いです！これからも頑張ってください (2020年3月26日 16時) (レス) id: fdffda99bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月亜 | 作成日時：2020年3月13日 11時
